【子どもの発達の遅れが心配‥相談する相手には気をつけたい】その情報は正しい?

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学3年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。

子どもの発達が気になった時

子どもの発達の遅れが気になった時、「もし我が子が発達障害だったらどうしよう」と不安になります。


  • 言葉が遅い
  • 歩き始めが遅い
  • 指差しをしない
  • 癇癪が酷い
  • 目が合わない
  • 音や食感など感覚が敏感
  • できることが少ない


他にも様々な特徴がありますが、発達障害の特徴と言われるものに我が子の行動が当てはまると、気になって仕方がなくなります。


そんな時に、少し考えて頂きたいと感じることがあるので、ご紹介します。


発達障害について調べる日々

我が子に障害があるのではないかと感じると、多くの方は周囲に相談したり、インターネットやSNSで調べるかと思います。


その結果や内容に、一喜一憂する毎日・・なんて方も多いのではないでしょうか。



  • 「うちは3歳まで話せなかったけど、4歳で急に話し始めました!」
  • 「1歳で自閉症の疑いありと言われたけど、3歳で正常だと言われました!」

という体験談が掲載されています。



また両親や、周囲に相談すると

「みんなそうだよ、気にし過ぎじゃない?」

「個人差でしょ、愛情が足りないんじゃない?」

なんて言われることもあります。



しかし、発達は人それぞれだと言われるように、

同じ体験をする方や、全く同じ子はいません。


私も息子の言葉が遅れていることに悩んでいた時、

「大丈夫!すぐ話せるようになるから」と何度も言われたことがありますが、

実際に我が家には

  • 8歳で話せない息子
  • 4歳半で話すようになった長男、
  • 1歳で話し始めた長女

がいます。



調べることで、安心できたり希望が持てることもあるかと思います。

しかし、インターネットやSNSの検索、無資格の人に相談することで、診断結果や障害のあるなしが分かることは無いので、答えを出そうとすることは危険だといつも感じるのです。


そう思う理由を紹介します。





子どもの発達に悩んだ親戚の話

実際に子どもの発達に悩んだ親戚が、その時取った行動で、その後どうなったのか2つ紹介します。

ケース1

2歳の男の子を持つ母親が、障害児を持つ私に、子どもの発達について相談してきました。

「言葉が出ないし、指差しもしないから母親に相談したけど、男の子は成長が遅いものだから気にし過ぎ、そんなの個人差よって言われて‥神経質なのかな‥という内容でした。


これは、発達障害の知識が殆どない親に相談したことも理由にありますが、娘を安心させる為や発達の遅れを否定したいが為の返答だったのだと思われます。


私は「お母さんは専門医じゃないよね?気になるなら間違った情報を入れる前に、きちんと相談した方が私はいいと思うよ」

と話しました。

その母親は、これまで子どもの発達にずっと一人で悩んでいたようですが、決心したかのように保健センターへ連絡し、発達検査を受けることに。


その後、その男の子は軽度知的障害の自閉症スペクトラムだということが分かり、すぐに保育園に入園して集団生活をすることができました。

今ではとってもお喋りで、地域の小学校の支援学級で頑張っています。




ケース2

言葉が遅く、3歳で突然話し始めた男の子。

偏食や気になる行動は多々あったようですが、母親はこの子の発達を個人差の範囲内だと思い、小学校も通常学級に入れました。


しかし、小学校では

  • すぐに学校を抜け出してしまう
  • 相手の気持ちが理解できず思ったことを言ってしまう
  • 友だちと上手く関係をつくれない

などの行動が見られました。

成績は優秀で、学力は常に上位だったので、親も周囲も”少し変わった子”としか思わなかったそうです。

母親はある時、なんの資格もない近所の男性に

「この子ちょっと変わってて‥」と息子さんの話をすると

「この子は大丈夫!何の心配(障害)もない!」

と言われたそう。


何故かそれを信じ込み、結果大人になってから発達障害の診断と、人間関係のつまずきから二次障害に悩まされています。

その母親は今

「この子に障害があるかもしれないということを受け入れられなかった

と話しています。



障害受容に悩んだパパの話

まとめ

SNSやインターネットの情報を全て否定しているわけではありません。
参考材料として非常に便利なツールだと感じていますし、私も利用しています。

しかし専門医や精神科医でもない人に言われた言葉を安易に信じ込み、そのまま大人になってしまった方や、後悔された方を見てきて、私は目の前の悩んでいる方に

「大丈夫!気にし過ぎだよ」なんてとても言えないのです。




また、私が息子の発達の遅れを周囲に相談した時、「大丈夫」と言われたことを鵜呑みにしなくて良かったと思っています。

脅しているわけではありませんが、もし不安で正しい情報が知りたくなったときは、発達障害の知識のある方に、きちんと相談することを強くおすすめします。


子どもの発達に不安になった時、相談できる場所はいくつかあります。

  • 保健センター
  • 児童発達支援センター
  • 療育園
  • 子育て支援センター
  • 子育て教室や子育てひろば
  • 幼稚園や保育園


正しい情報が知りたい、専門の機関に相談することに決心がついた時には、一度問い合わせてみてください。


励ましの「大丈夫!」は時に無責任な言葉になることもあります。

障害受容と偏見と差別について

最後までお読みいただきありがとうございました。

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