【就学相談の内容と流れを紹介】自閉症の息子の就学先が決まるまで

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学3年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。


息子が特別支援学校に入学する前に行われた、就学前相談とその流れについて紹介します。

就学相談とは

就学相談とは、子どもの発達に適した教育環境(学校等)について、就学前に保護者と教育委員会が一緒に話し合う場です。




就学相談の目的は、子どもにとって最適な就学先を決定することです。



子どもの発達に不安があり、就学先に悩んでいる保護者が受けられるもので、通常の学級で学ばせることを決定している方は受ける必要がありません。



また、発達障害の診断が出ていなくても、就学相談を申し込むことが可能です。


我が家の長男も、就学前は発達障害の診断が出ていませんでしたが、就学相談を行い支援学級に入級することができました。


就学相談の流れ

  1. 通っている幼稚園や保育所等に就学相談の申し込みを行う
  2. 面談・相談・発達検査
  3. 学校見学・体験
  4. 教育委員会による審査
  5. 就学先決定

自治体によって、詳細は異なります。


就学先が決定すると、就学通知が届き、この通知の内容に問題がなければ、就学先が決定します。



就学先の選択肢

息子の住む地域では、知的障害のある子どもは

  • 通常学級
  • 特別支援学級
  • 特別支援学校


この3つから選ぶことになっています。

息子の就学相談内容

息子が発達支援センターに通所していた頃、年長の夏~秋頃に就学相談が実施されました。

発達支援センターに教育委員会の方が来て、就学先についての相談が行われます。


私たちの気持ち

私は、長男が支援学級に通級していたため、支援学級や通常の学校の生活がどのようなものなのかを良く知っていました。


そのため、

  • 通常の学校の休み時間で、重度知的障害の息子の過ごし方に不安があったこと(目が行き届きにくい)
  • 40分の授業で席にじっと座っていることができない息子にとって、大きな負担になること
  • 毎日の登下校を親が付き添うことに大きな負担があるということ
  • 学力向上よりも、身辺自立や情緒安定を目指した教育をメインに受けたいということ


これらを理由に私たち夫婦は、息子の就学先を特別支援学校へにしたいという気持ちが固まっていました。


教育委員会の仕事

近年、特別支援学校へ入学希望する子どもや親が、とても増えています。

そのため、息子の住む地域では、教育委員会が就学先の人数を調整したり、教員の配置の関係を考慮し、就学相談ではできる限り、通常学級や支援学級へ誘導を行ったりすることがあると聞きました。


そのため息子の就学相談の際にも、支援学級への就学の考えについて色々聞かれることがありました。


就学相談ではっきりと気持ちを伝えた

就学相談が始まってすぐに、教育委員会の方には

支援学級の教育や指導内容は上の子が在籍しているので、十分に把握しております。

重度知的障害のある息子を通常の学校へ毎日送迎し、ずっと様子を気にかけながら学校生活を送らせることに、とても不安があります。

長い授業時間が息子の心身に大きな負担になることや、学べる内容も特別支援学校の方が大きなメリットがあると感じているので、息子が安心して学校生活を送るためには、特別支援学校が最適だと思っています。


と話しました。



すると教育委員会の方からそれ以上質問をされることはなく、

「分かりました。しっかりとお気持ちを固められているのですね」

と言われたのを覚えています。


中には就学先に悩み、教育委員会と何度も就学相談を行ったり、もう一度考え直してみてくださいと言われ、就学先の決定が行われるギリギリまで悩まれる保護者もいました。

そのたびに地域の小学校へ何度も足を運んで見学し、小学校の先生と入学後の支援内容について話し合っていたようです。




審査と結果

教育委員会の担当者との就学相談を終え、学校を見学した後は、教育委員会に就学先の希望書類を提出すると、審査会が行われます。


教育委員会は面談の内容と、保護者が提出した就学先の希望に関する書類や発達検査の結果などから、就学先として適切だと思われる学校や学級を審査します。



入学後の転校や学級変更は可能?

普通級に決定したけれど、途中で特別支援学級の支援が必要になるかもしれない…

特別支援学級に決定したけれど、特別支援学校に行かせたくなるかもしれない…

またその逆もあるかもしれません。


このように、子どもがその教育に適応していないなと感じたら、途中で転校や学級の変更は可能とされています。

文部科学省の資料でも「適応の状況等を勘案しながら柔軟に転学ができること」と記載されているので、より子どもに合った学ぶ場を変更することができるようになっています。


しかし、現実的には、転校や学級の変更の申請をしたからといって、翌日からすぐに変わることができるものではありません。



息子の住む地域の学校では、

通常学級→支援学級に変更希望の場合 

申請してから、お試しで半年間支援学級で過ごす体験を行ったのち、翌年から支援学級に通級。


支援学級→特別支援学校に変更希望の場合

特別支援学校の受け入れ人数に空きがある必要があるのと、審査や手続きが複雑な為、少し大変だと感じることが多い。


(※地域差があります)

また転校をすることは、子どもの環境変化にもかかわることなので、気をつける必要があるかもしれませんね。


まとめ

就学は子どもの成長において大きな節目とも言えます。



私は、どこが我が子に適切な就学先なのかを考えた時、

「息子にとって居心地がよく、大人になった将来を見据えた時に、6年間最適な教育や支援が受けられる環境はどこか」

を常に念頭に置きながら、息子がずっと笑顔でいられるであろう学校を決定しました。


とても悩む就学先、私の周りにも多くの方が悩み決断されていました。


  • 「今必要な教育は何か」
  • 「何を目標にするのか」
  • 「安心できる場所はどこなのか」


社会性が学べる通常の学校と、身の回りの自立に重点をおく支援学校。


親御さんとお子さまにとって、居心地の良い場所が見つかりますように。



特別支援学級の一日を紹介



特別支援学校の一日を紹介

息子の場合の就学相談についてご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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