【運動会やお遊戯で踊らなかった長男】我が子だけ棒立ちだった理由

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学3年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。

現在中学2年生の長男。

幼稚園に通っていた頃、一人だけ運動会のダンス競技で踊らず、その場で立っていました。

その時の様子と、長男の気持ちを紹介します。

長男の幼稚園の頃

現在中学2年生の長男は、小学生の頃に学習障害(LD)と分かりました。

幼児期から発達がゆっくりで、話し始めたのは4歳半。

いつも落ち着いている穏やかな性格です。


そんな長男は幼児期に、2年保育の幼稚園に通いました。


そこで驚いたのは、運動会で全く踊らない息子の姿でした。




運動会やお遊戯

幼稚園では、運動会やお遊戯などのイベントが定期的に行われます。


私は、子どもはみんなダンスや歌うことが好きなものだと思い込んでいましたし、幼稚園入園後に、長男が楽しく歌ったり踊ったりする姿を楽しみにしていました。




しかし、入園後初めての運動会を目前に練習が始まっても、ひとり踊ろうとしない長男。



担任の先生がその姿を見て、曲に合わせて踊る先生の姿が録画されたDVDを作ってくれました。

まずは、家で踊れるようになって欲しいという配慮でした。


そのおかげで、練習するうちに家で少しずつ踊ることができるようになり、幼稚園でも身体を動かす様子が見られるようになったのです。



「ほんの少しで良い・・。

これで本番は曲の前半だけでも踊れるかもしれない・・。」


私たちはそう期待を寄せていました。


運動会本番

本番当日。



多くの観客と、大音量で流れるいつもの曲。



私たち夫婦の目の前には、期待とは逆の終始棒立ちの長男の姿がありました。

不安そうにキョロキョロと周りを見渡し、まるで身体が固まってしまったかのように動かない長男。



「できなかったか・・」

残念な気持ちを隠しながら、長男に

「頑張ったね、お疲れさま」と声を掛けたのを覚えています。


踊れなかった理由

長男が踊れなかったのには、いくつか理由がありました。



後になって分かったことですが、


  • 大勢の雰囲気に圧倒され緊張している
  • 緊張すると身体の筋肉が硬直し動けない


長男の場合、これらが理由にあるようでした。


通院していた小児精神科の医師にも

緊張やストレスが、身体の筋肉を硬直させることがあります。

と言われ、長男へ同調圧力やプレッシャーをかけてしまっていたことに、とても反省しました。




普段から緊張が強い長男は、強く叱られたり不安になった時、身体を触ると全体がとても硬くなっているのが分かりました。



これらの理由以外にも


  • 単純に踊ることが好きではない
  • 踊りは見ているのが好き
  • 見たまま真似をすることが難しい
  • 間違ったらどうしようという不安から踊ることをしない

こういったことを理由に、ひとりポツンと立っている子が時々いると言われています。


その後とまとめ

こんな長男でしたが、年長になると運動会もお遊戯も、不器用さはあるもののしっかりと踊るようになっていました。

一生懸命にリズムに合わせ、ソーラン節を踊る姿にはとても感動したのを覚えています。


また卒園式では、ひとりずつ楽しかった思い出を前に立って話すのですが、とても大きな声が出るようになっていました。


幼稚園の生活に慣れ、緊張が減ったことが理由だと思われます。



みんなと同じことができないと、親は悲しくなったり、プレッシャーを与えてしまいますが、直接言葉にしなくてもそれがどれだけ長男の負担だったか・・。

私はとても反省しました。

恥ずかしながら、親の理想だったことに気付いたのは随分と後になってからです。

親の理想を押し付けない、

まずは子どもの気持ちに寄り添える母になりたいと思える出来事でした。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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