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特別支援学校の日曜参観
小学3年生の1学期、特別支援学校の日曜参観がありました。
今回は3年生から始まった、クラブ活動の参観でした。
息子の支援学校のクラブ活動は
- 図書クラブ
- スポーツクラブ
- ダンスクラブ
- ゲームクラブ
- 工作クラブ
があります。
地域の小学校と同じように、小学部の3~6年生がそれぞれのクラブで学年を超えて交流しながら活動するのですが、3年生の息子はどこに入部するのか、先生が決めているようでした。
踊ったり楽器を使うことが好きな息子は
ダンスクラブ
子どもの興味があるものや、好きな物を知っている先生が選んでくれました。
息子の様子と成長したこと
入学してから今まで、学習発表会や運動会で、バッチリ練習の成果を見せてくれていた息子。
今回も沢山練習したようで、どんな様子かなとドキドキ楽しみにしていましたが、たくさんの保護者を前に少し緊張した様子で、私たち親をジッと見つめていました。
息子のダンスクラブの内容は
- 手遊びダンス
- タンバリン演奏
- 体操
です。
「ゆめをかなえてドラえもん」や「ラーメン体操」の曲に合わせて、楽器演奏したり踊ったりします。
普段の練習ではダンスも楽器も楽しく取り組んでいたようですが、参観では雰囲気に圧倒され終始緊張していました。
そんな中で、不安な気持ちを訴えていたのか、教室の後ろに立っている私の姿から目を離さない息子。
担任の先生が前に向かせようと、息子が座っていた椅子を回転させて、何度も体の向きを前に向かせてくれていましたが、すぐに私の方へ向きを戻す息子の様子に、周りのみんなが笑顔になっていました。
まとめ
これは健常児でも言えることかもしれませんが、発達障害のある息子は状況や体調、周りの雰囲気で本来の力を発揮できないことは良くあります。
席に座らず教室内を常に動き回っていた頃の息子に比べると、今回は周りの状況を一生懸命把握しようとしているのだと感じました。
今回は元気よくダンスは出来ませんでしたが、40分の授業時間、教室から飛び出したりパニックにならず自分の席に落ち着いて座っていられたことはとても大きな成長でした。
大人はつい、何が出来なかったかというところに目を向けてしまいがちですが、”以前の参観の時に比べて子どものどこが成長したのか”を、どんな小さなことでも気付けるくらいの気持ちで楽しむと、
「今回は○○が成長できた!」
と、嬉しい気持ちになります。
参観後に先生は「せいくん、今日は緊張していたみたいで・・」と申し訳なさそうに言ってくれましたが、周りの様子を見ながら落ち着いて授業に参加していたことが嬉しい成長だったので、息子の姿を見に行けて良かったと思いました。
参観日は、子どもが集団生活の中でどういった行動をとるのかを、親が学び気付ける場でもあると感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。