【障害児の他人へのスキンシップは真剣に考えるべき】より良い人間関係のために

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学3年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。

感覚過敏の息子がスキンシップを好むようになった

幼いころから感覚過敏がある息子。

  • 人に触られる
  • 大きな音を怖がる
  • 偏食
  • 身に着けるものにこだわる

など3歳頃がピークで、生活にも支障が出てとても大変な時期でした。


そんな息子は正面から抱きしめられることを嫌がっていましたが、8歳になった頃から、人とのハグ(抱きしめる)が大好きになりました。

抱きしめらると心地良いということに、ようやく気付いたのか…それとも息子自身が受け入れられるようになったのか。


その頃から息子にとって、スキンシップは心の安定剤になっていきました。

スキンシップをはかることで身体の中では、「幸せホルモン」が分泌されています。

この幸せホルモンには

  • 幸福感を得られる
  • ストレス低下
  • 緊張の軽減
  • 愛情や信頼の形成


などの効果があり、スキンシップで息子も心の安定に繋がっているのだと感じました。


最近は、癇癪を起こしそうになっても、抱きしめられると気持ちを切り替えることが出来たり、

母親の私に、「好きだよ」と言葉で伝える代わりに頬にキスをしたりするようになりました。


今まで、触られることがあまり好きではなかった息子からのスキンシップは、親としてとても嬉しい気持ちになります。



しかし、喜んでばかりもいられません。


私はふと、息子は学校や放課後等デイサービスで同じことをしているのではないかと考えたのです…。

将来を見据えたスキンシップの考え方

息子はもうすぐ9歳。

精神的な年齢は2歳ですが、間違いなく体は大人に近づいています。



そこで、学校や放課後等デイサービスでの様子を、先生やスタッフに聞いてみることにしました。


家で親の頬にチューをしたり、きつく抱きしめてくることがあるのですが、学校(デイサービス)ではどうですか?少し心配で・・。


すると

時々大人にハグをしてくることはありますが、先生やお友だちにキスしてきたりすることは無いですよ息子さんなりに、線引きされているのではないでしょうか。

と話を聞かせてもらいました。



デイサービスを運営する事業所によっては、子どものスキンシップについて深く考えないところもあると聞きます。

しかし、私は将来的なスキンシップのあり方について、デイサービスでも相談するようにしています。



人との距離感

発達障害のある子は、人との距離感に課題のある子が多い傾向にあります。

息子もまだ、家族や友だち、先生などの関係性や、全ての人との距離感をしっかりと理解しているわけではありません。


今は親密なスキンシップは、家族だけにとどまっていますが、今後家族以外の人に突然抱きついたり、身体を触ってしまう可能性も考えられます。


そのため、間もなく9歳ですが、”もう9歳”だと考え、他人との距離もしっかりと考えていかなければいけないと感じています。



しかしこれは、家族とのスキンシップをやめるという考え方ではありません。



実際大人になった障害者も、家族とのハグで精神的な落ち着きをはかっている方もいらっしゃいます。

ご家庭によって考え方は様々です。


息子のこれからの課題は、スキンシップの種類を人によってきちんと使い分けることだと思います。


  • 親には家の中でのハグOK
  • 先生やスタッフ、友だちにはキスしてはいけない

などのルールを決め、しっかりと視覚支援(絵カード)等で伝えていきます。

その中で、他人とのスキンシップをゼロにするのではなく、相手と相談した上で、先生にはハイタッチならOKなどというルールを設けると、人との関係も良好になるのではと考えています。



下記の記事でも、人の膝に座ってしまう息子の行動について書きましたが、

スキンシップは、自閉症児にとって自然になくなっていくものではないとアドバイスされました。



それは、自閉症児に恥ずかしい気持ちが育ちにくい傾向があるのと、長く身に付いた行動がなかなか変えられないからではないでしょうか。

健常の中学生が、突然他人に抱きついたりすることは、理由がない限り考えられないですよね。

まとめ

いつかは社会に出ていくという視点で、適切な対人距離感を教えることは、異性との関わり方を教えていくことにも繋がります。


発達障害のある子が男の子でも、女の子であっても、人との関わりや距離感は、子どものうちから少しずつ学んでいくことが大切なのではと感じています。



そこでまずは中学生に向けて、

  • 人の身体に触らない
  • ハグしても良いのは親だけ
  • 誰かを呼ぶときは手を握らず肩を叩く(発語のない息子の場合)
  • 人とは手を前に伸ばして当たらない距離を保つ



など、分かりやすい伝え方で教え、犯罪や問題に巻き込まれないためにも、今から息子にできることを考えていこうと思います。


生きていく上で、人との関係は切っても切れないので、少しでも生きやすくなるような対人関係のスキルを身につけておきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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