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【発達障害児の子育てで気を付けたい二次障害と負担軽減ツール3選】原因と症状と反省点

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学4年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。



発達障害のある人は、周りの環境や支援やサポート不足で二次障害を引き起こしやすいと言われています。

息子の子育てで気を付けていることや反省点、また原因や予防法を紹介しています。


Contents

二次障害とは

家庭や学校などで、発達障害に対して適切な対応がされず周りの理解が得られなかったり不適切な関わりで発達障害とは別の症状が現れることです。

 

発達障害のある人は、その特性をまわりに理解してもらえないことが多く、発言や行動に対して、強く叱られたり、否定的な対応をされたりすることもあります。

また、そういった環境で我慢を続け、日常生活で大きなストレスを感じていたり、辛い経験がトラウマになりフラッシュバックをする場合もあります。



このようなことが積み重なると、発達障害のある人は自分はダメな人間なのだと思い、自尊心が低下してしまいます。

そこから、気分の落ち込みや不安を感じる、心身の不調、暴力的な行動など、二次障害として症状が現れます。






二次障害の症状

発達障害の二次的な症状


  • 不安障害
  • 心身症
  • 適応障害
  • 頭痛、腹痛、食欲不振
  • 不登校、ひきこもり
  • うつ病
  • 自律神経の乱れ
  • 暴言、暴力などの他害
  • 自傷行為

辛い気持ちや、ストレスがこういった体の症状や行動として現れます。






二次障害の原因

主な原因としては周りの理解がないことや、適切なサポートを受けられないことからその症状が現れると考えられています。


  • 障害に対する周囲の理解が得られない
  • 生活の乱れ
  • 支援不足
  • 学校でのいじめ
  • 発達障害に気付かない



発達障害が早期に発見できれば、適切な支援やサポート生きやすい環境づくりを目指すことが可能ですが、発達障害をもつ全ての人が早期に発見できるわけではありません。


これが自分の性格なのだと思い込み、生きづらさを感じながら毎日ストレスを抱え、生きている人もいます。


発達障害に気付かず、理解のないまま生きていても、周囲の理解を得ることはできません。


大人になってから発達障害に気付いた人を何人か見てきましたが、

「自分はどうして他の人と同じようにできないのか」と苦しんでいました。


何度も失敗や挫折を繰り返し、その原因が分からないのは、本人も家族も精神的に辛いものです。

そうやって発達障害に気が付かないことで起きる二次障害も、近年とても多くみられています。


二次障害を防ぐ方法

生きていく上で様々な環境や出来事がおきるので、完全に防ぐことは出来ませんが、対処法を知っておき、気を付けていくことはできます。


障害を理解する

障害の特性を理解することはとても大切です。

もし、なかなか障害を受け入れられなかったとしても、得意と苦手を知るだけでも大きく変わります。苦手を無理強いすることなく、寄り添ってもらえるサポートが受けられたら、本人は生きやすさを感じられます。

発達障害を持つ人が「自分は大切な人間だ」と思えることがとても重要です。






生活のリズムを整える

規則正しい生活を送ることは、想像以上に重要で、

人間は太陽の光をよく浴びている人ほど、うつ傾向が減少し、夜の睡眠の質が良くなると言われています。

しかし、発達障害から起きる睡眠障害の影響で、生活が乱れしまうことはよくあります。

息子も半年間、睡眠障害に悩まされましたが、薬の力を借りて生活のリズムを取り戻すことによって、癇癪やパニックは減り、日中の活動のパフォーマンスが劇的に良くなりました。

太陽が昇るときに光を浴び、沈めば寝る。心身のバランスを保つためには、実はとても大切なことなのです。



家庭での支援

親だけが本人の特性を理解していても二次障害を防ぐことはできません。

手を貸してくれる祖父母や親せきがいるなら、得意なことや困りごと、サポートして欲しいことを伝えておくことで、身近な人の理解は、発達障害を抱える人にとってとても生きやすくなります。


また「普通」「当たり前」「常識」「○○くんはできるのに・・」「なぜできないの?」というような自尊心を傷つけるような言葉を使わないことや、大きな音や声で恐怖を与えないことも気を付けたいことです。



私は、息子の癇癪やパニックが酷いとき、大きな声で叱責してしまった時期があります。

こういうことが、子どもに恐怖心を与え、二次障害を引き起こしかねないと、とても反省しました。

自分に余裕の無さから、子どもストレスを与えるのは二度としてはいけないと学びました。



まとめ

周囲の関わり方によって二次障害を予防していくことが重要です。

また気づいた段階でできるだけ早期に適切な対応を取ることができれば、重篤化を防ぐこともできます。


子育てしていく中で、発達障害児の困りごとにイライラしてしまったり、つい強く叱ってしまうことはあると思います。

私もその一人です。

でも理解を深めることで、自分自身が子どもに対する対応が変わることを知りました



今では、カッとなってしまいそうになったら、

突発的な声を出さないようにギュッと口を閉じてみたり、

その場から一瞬消えてトイレに行ってから戻ってきたりしています。


怒りの沸点を超えて少し落ち着いてから対応するように心がけています。



まだまだ学ぶことはありますが、

理解しようとする気持ちが支援に繋がる第一歩ですね。




発達障害児の環境の負担を軽減するツール

イヤーマフ

音で頭痛がする、物事に集中できないなど、聴覚に過敏さがある子におすすめです。

大きな音はシャットアウトできますが、話し声は聞こえます。締め付け過ぎず、サイズ調整可能です。

息子の聴覚過敏が酷かった3歳ごろに使用していました。



サンドバッグ

怪我の心配がない子供向けサンドバッグです。

ストレスや不満をほかの物へ向けてしまう前に、こういったグッズを使うことで、ストレスの解消ができることを身に着けておくことも、生きていく上で大切なのかもしれません。




ハンドスピナー民族

HIKAKINさんが持っていることで有名な民族のハンドスピナー。

5分以上回ると言われるこのハンドスピナーは、精神の安定になると、大人の発達障害の方からも人気です。回すと虹のように綺麗で、夢中になれます。



最後までお読みいただきありがとうございました。



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