Contents
新学期の心の準備
健常児や大人でも大きな負担となる新学期や新しい環境。
少しの声掛けや生活リズムで、いつもと違う環境にも「大丈夫」と思える気持ち作りをしています。
新学期準備を一緒に行う
ゼッケンの貼り替えを行うときに、学年の数字が変わったことを見せたり、新学期に持って行く雑巾やナイロン袋などの準備を一緒に行いました。
「いつもと違うことが始まるんだ」ということを、あらかじめ伝えておくと、息子はその後の生活がスムーズになる傾向があります。
話せなくても、理解言語は増えているので、伝えておくことは大切だなと感じています。
生活リズムを乱さないようにした
「新学期に向けて寝る時間や起きる時間など、生活リズムを取り戻しましょう」などと言われますが、一度生活リズムが乱れると取り戻すのが困難になったり、心の乱れが長引く可能性のある自閉症息子。
春休みや夏休みであっても、毎日同じ時間に布団に入り、同じ時間に起こすようにしています。
息子の場合は、生活リズムが乱れなければ心も安定し、新しい環境に適応できるようになっている気がします。
おはようございます!
— *イケメン自閉症せいくん*ブログ更新中* (@seikunnoouchi) April 5, 2022
子どもたちは春休みだから寝坊しても大丈夫だと思っているようなので
「あらぁ、朝食のパンが焼けてしまったわ♡」と言って、先にトーストを焼いてしまうシステムを、この2週間導入しました。すると「大変!パンが冷めちゃう!」とすぐに起きてきます。生活リズムバッチリです。
4月は休むことがあるかもしれないと思っておく
”新学期元気よくスタートして欲しい、楽しく学校に通って欲しい”という気持ちはありますが、慣れるまでに時間はかかるもの!という心構えをしておけば、学校を何度か欠席するようなことがあっても、温かく見守れるかもしれません。
疲れいていたら休んでも良いということを、いつも頭の中に置いておくと親も不安にならずに済みますね。
実際に息子の学校でも、新学期始まって2ヶ月は、休息のために学校を休んでいる友だちが多く見受けられました。
春休みの宿題
特別支援学校の春休みはちょうど2週間。
夏休みや冬休みに比べて宿題は少なく、歯磨きカレンダーのみでした。
はみがきカレンダー
きちんと歯磨き出来た日に、色塗りやシール貼りをします。
息子はお姉ちゃんにもらったドラえもんシールを貼ることに。
全てシールを貼り終わった時、シールの枠もしっかり貼ってくれました・・。
「うわー!貼っちゃったの?」という一言をグッとこらえて
「全部貼れたね!」というと、息子はやり切った清々しい表情をしていました。
まとめ
新しい環境に適応することに時間がかかったり、難しいと感じる子が多い発達障害の子どもたち。
息子も今まで、発達支援センターの入園時や、引っ越しの際に大きく心が乱れました。
「これくらいなら大丈夫だろう」と思っている時こそ、息子は大きな負担を感じていることが多く、事前の準備を怠ると、のちに大きな心が乱れがやってくることがしばしばあります。
その教訓を経て、今では息子としっかり確認を行っています。
そのおかげで、少しの変更にも適応・対応できるようになってきました。
事前の準備が、安心できる生活や環境に繋がっているのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。