視覚支援の療育に使われる絵カードやシンボルマーク。
家庭でも実践してみたいけど、
「絵カードの作り方がわからない!!」
という声が多かったので、息子の療育に使っている絵カードの作り方を紹介します。
Contents
絵カード作りで用意するもの
必要なもの
- 素材となる写真,絵,イラスト
- ハサミ
- ラミネーター
- ラミネートフィルム
あると便利なもの
- マグネットシール
- マジックテープシール
- ホワイトボード
- 画用紙
- 単語カード用リング
- 穴あけパンチ
必要な物の詳細は手順を追って説明します。
絵カードの作り方
カードの素材を用意
- 普段良く行く場所や人の写真
- ネットのホームページからダウンロード
- 手書きの絵
- 本のコピー
お子さまに合わせて分かりやすいものを選びましょう。
私は絵カードの素材が収録された本を購入し、付属されているCD-ROMでPCに取り込み印刷しました。
非常に多くの動作や名前のカードが揃っているので一冊あれば困りませんよ。
おすすめの視覚支援の絵カード書籍
学校でも良く使われるイラストデザインです。
一部の絵カードはこちらから無料でダウンロードできます。
「ダウンロードなんて難しい!PCは苦手!」という方は、すでにカードになった商品があります。
イラストがとても可愛くおすすめです。
素材をラミネート
ラミネーターとラミネートフィルムはAmazonや楽天などで揃えることができます。
難しい設定は全くなく、コンセントに差して電源をオンにするだけです。
写真やイラストを切って、クリアファイルのような作りになったラミネートフィルムに挟みます。
そのままラミネーターにゆっくり差し込んでいくと勝手に吸い込まれていきます。
出来上がりすぐは熱いので気をつけてください。
ラミネートすると下敷きのように素材が硬くなり耐久性が上がります。
ハサミでカット
角は丸く切るとケガをしません。
コーナーカッターを使うと、既製品のように角を丸くできますよ。
支援学校等でも使われているようです。
用途を決める
便利な使い方の例を紹介!
・穴あけパンチで穴をあける
単語カード用のリングを使うと、複数枚束ねることができます。
・マグネットシールを貼る
マグネットシールという商品を使うと、絵カードが冷蔵庫やホワイトボードに貼ることができるようになります。
・マジックテープのシールを貼る
シールタイプのマジックテープを使うと、貼ってはがせるスケジュール表ができ上がります。
画用紙をラミネート
画用紙をラミネートすると、好きなカラーのスケジュール表が簡単にできます。
お子さんが、予定通りにできたら好きなキャラクターを貼ると楽しいです。
絵カードの収納方法
カードの収納には100円ショップで売っている、マグネットケースがすごく便利でした。
パカッと開いて、ケースごと冷蔵庫に貼っておけます。
名刺ケース
カテゴリー別に分けたい場合は、カード収納ケースがとっても便利です。
まとめ
ラミネート加工しなくてもカードは作れますが、毎日使うとボロボロになってしまいます。
はじめて作る時にラミネーターを購入しておけば、成長過程で絵カードを作り直す時にも何度でも使えるので、私は買って良かったと思っています。
みなさまの視覚支援の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。