【発達障害児は疲れやすい】季節の変わり目が苦手な息子にブレーキをかける

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学3年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。

発達障害児が疲れやすいのはなぜ?

発達障害のある人は、周りの人と同じように日常生活を送っていても、健常者より疲れやすいと言われています。

それはなぜでしょうか。


理由は、健常者が日頃無意識にやっていることを、発達障害のある人が同じことをする場合、発達障害の特性とされる様々な困難さで、より多くのエネルギーを使ってしまうからです


例えば、同じ課題をおこなう時に

  • 健常者が課題に向かう時に使われる、身体的エネルギーが50だとすると
  • 発達障害のある人の場合、150のエネルギーを必要とする

といったようなイメージです。



疲れる主な原因

  • 周囲の環境や生活リズムに合わせる負担
  • 感覚過敏による強い刺激がストレス
  • 並外れた集中力(過集中)による疲れ
  • 睡眠障害による睡眠不足
  • 多動性や衝動性により行動量が多い
  • 不器用さが原因で身体を上手く動かせない
  • 自分で疲れに気付きにくい



これらは、発達障害のある子に、負荷をかければ身体が強くなるというものではありません。

根性がないだとか、体力がないとか、そういった気持ちの問題ではないのです。


そんな疲れやすい子には時々、環境に合わる必要のない状況を作ってあげることが大切です。


季節の変わり目が苦手な自閉症息子

全ての障害児に当てはまるものではありませんが、息子は2歳頃から季節の変わり目になると、必ず心の状態が不安定になります。



特に3月・6月・10月頃は、朝晩の気温の差が大きかったり、梅雨や気圧の変化が息子の身体に大きく影響するようです。

健常者である私には、感じない季節の変わり目の不調も、自閉症の息子には敏感に感じています。

そのため、毎年同じ時期には、注意して息子の様子をみるようにしています。

大きく乱れてからでは、取り返しがつかない程に、疲れやストレスが蓄積してしまうからです。


息子の症状

  • こだわりが極端に強くなる
  • 突然泣いてしまう
  • チック症が酷くなる
  • 行動が遅くなり学校での生活に支障がでる
  • 体の筋肉が異常に硬くなる

これらの症状が、少しでも出たら注意をするようにしています。


明らかに疲れている息子

先日、学校と放課後等デイサービスで、強いこだわりを見せ帰宅した息子。


自宅の玄関に入るなり、またこだわりが発動します。

いつもより、靴をミリ単位で揃えようとして、少しでもズレていたらイライラ…。

手洗い場のタオルの位置がズレていてイライラ…。

大きく地団駄を踏み、しまいには突然泣き始めました。


こだわりが強い時は、息子の中でいつもは許せているこれくらい大丈夫と思える許容範囲が一気に狭まります。

そのため、自分の行動が少しでも思い通りにいかないと、気が済まなくなってしまうのです。

この日、靴を揃える→手洗い→夕飯を食べ始める までに1時間かかってしまいました。


これが息子の典型的な疲れを表している症状です。


まだこれは軽度ですが、周囲がこれにすぐに対処しないでいると、のちに息子の中のバランスが突然崩壊してしまいます。

少し休息も必要

今回の疲れも、もう少し早めにブレーキをかけるべきだったのかもしれないと感じています。

息子の疲れをとるための方法はいくつかありますが、今回は一緒に美味しいものを食べることにしました。


この日、学校後にいつも通っている放課後等デイサービスを欠席し、息子の大好きなミスタードーナツを購入。


息子の喜ぶ顔を想像するだけで、ワクワクしてしまう私です。

※因みにこの日、デイサービスだけでなく、学校を休ませることも考えましたが、急に大きく予定変更をすることも息子の負担になると考え、登校させることにしました。

学校から帰ってきた息子と、自宅の庭でお茶会をすることに。


紙袋から香る、甘いドーナツの匂いを楽しむ息子。


大好きな匂いがしてくると、テンションが上がります。


夕方でしたが、たまには夕飯の事なんて考えずお腹いっぱい食べるのもいいなと思い、息子には2個のドーナツをお皿に入れてあげました。

口いっぱいに頬張って食べる息子。


大きなドーナツでしたが、あっという間に食べてしまいました。

お腹が好きな物で満たされて、満足そうな息子です。



夕方の秋風に当たりながらのおやつは、息子にとってもリラックスできる時間となったようです。



その後、お風呂で手足や背中のマッサージをおこない、しっかりと夕飯を食べ(タンパク質多め)、いつもより1時間早めに就寝しました。



一時的にチック症やこだわりが強く出ていた息子でしたが、身体の緊張が緩んだようで、翌朝は穏やかな表情で学校へ出発しました。

息子の笑顔のために

息子の笑顔をずっと守っていくために、小さな変化にも気づいてあげたいと思っています。

息子は言葉で伝えられない分、ストレスが行動として大きく表れたり、疲れを取る対処が遅れることがあります。

これは、息子の子育てをしていく中で学びました。


大人も、疲れると仕事や日常生活に支障が出てしまいますよね。

できれば少しでも早く気付き、疲れ過ぎてしまう前のちょっとした休息が理想なのかもしれません。


これは、過保護や息子に対する甘やかしなどでは無く、将来を見据え、自分で疲れに気付き休息できるようになってもらいたいからです。


休息って何をさせたらいいの?と迷っている方は、

子ども自身が、他人や環境に合わる必要のない状況を作ってあげるというのを意識してみてください。


少し難しいかもしれませんが、段々と子どものペースが見えてくると、最良の方法が見つかると思います。



集団生活や、人と歩幅を合わせるということが必要なこの世界で、周囲の人と二人三脚や五人六脚を続けるのはとても疲れてしまいます。

そんな時は時々、足の紐を解いてあげて、子どもが自分のペースで歩く時間が必要なのではないかと感じています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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