【自由な時間が苦手な自閉症児】息子に自由に歩かせてたどり着いた場所とは

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学3年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。

言葉の話せない自閉症の息子が自由な時間にチャレンジしたので、そのお話を紹介します。

自閉症児の自由な時間とは

自閉症(自閉スペクトラム症)を持つ子どもの中には、

「自由に遊んでいいよ」「好きなことをしてもいいよ」と言われると、何をしたら良いのか自己判断が難しい子がいます。



例えば小学校の20分休み。

この時間は、子どもたちが自由に過ごせる時間ですよね。



自閉症ではない人たちにとって、自由な時間は休息やストレス発散になりうるのですが、自閉症の人にとっては、自由と言われた時間に何をすれば良いのか、自分で判断することが困難な場合があるのです。


逆に「何をやるのか」「終わりはいつか」などの具体的で明確に指示が出された活動は得意と言われています。


息子もこのようなタイプで、見通しがあり、取り組む内容が分かる課題を出してもらえる方が、安心して楽しく取り組むことができます。



世の中全ての人が

自由=楽しい

というわけではないのです。


そんな息子から、自分のやりたいことが引き出せるのかどうか、休日に自由な時間にチャレンジしたので、その時のお話を紹介します。




自閉症の息子が本当にやりたいこと

週末、息子が家で退屈そうにしている時は「散歩にいこうか」と近所をただ歩くだけの運動に誘います。

周囲は人の通りも少ないので、いつもマスクはせずに出発します。


外が大好きな息子は、公園などに行かなくても、歩いて景色を見るだけでとても喜びます。


いつものように朝食後、散歩に誘い家を出ると、珍しく自分の行きたい方向を指さす息子。

こんなことは初めてで、今まで親の決めた道を歩いているだけだった息子の強い意思に嬉しくなりました。

この時、今なら息子のやりたいに付き合えるかも!と思った私たちは、

「言うとおりについて行ってみようか!」と夫と決め、後を着いて行くことにしました。


するとたどり着いたのはよく行くスーパー。


息子は買い物がしたかったようです。

自分で買い物カゴとカートを用意し、そそくさと店内へ。

そのしっかりとした背中を見ていると、成長したんだなと感動しました。




店内を一周まわり、息子が立ち止まったのはお菓子売り場。


迷いなくポテトチップスのビッグバッグ(一番大きいサイズ)を買い物カゴへ。

思わず笑ってしまいました。

「ポテトチップスを買うの?」と聞くと、笑顔でおねだり。



息子の大胆な気持ちの伝え方に嬉しくなった私は、息子の選んだポテトチップスを購入することにしました。



その後、自分で袋に詰めて足取り軽く帰宅。



まだ午前中でしたが、美味しそうにポテトチップスを食べました。



まとめ

言葉の話せない息子の、本当にやりたいこと、欲しいものが知れた一日でした。


自閉症児はどうしても、大人が決めた課題や物、遊びに参加することが多いのですが、それが逆に安心材料になることもあります。



でも、もし自分の「やりたい」が発信できるようになったのなら、できる範囲で受け止め、寄り添い、叶えていきたいと思いました。

それが、障害のある息子の、小さな幸せになるのなら、その気持ちを大切にしていきたいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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