自閉症って何?
一昔前は自閉症とは引きこもりの事だと思っていた人が多かったくらい、認知度が低かった障害です。
そんな自閉スペクトラム症について分かりやすく簡潔に紹介します。
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自閉症の特徴
最近はドラマやニュースの影響で認知されるようになり、診断される大人や子どもが増えてきました。
だからと言って身内や親せきに自閉症の人がいないと、どういった障害で、どういうところが困っているのかいまいちわかりません。
私もわが子が診断されるまではその一人でした。
一般的な自閉症の特徴
- 視線が合わない、合いにくい
- 表情が乏しい
- 名前を呼んでも振り向かない
- 人見知りをしない、後追いをしない
- 人の言ったことをオウム返しする
- 親が指をさしてもそちらを見ない
- 抱っこや触られるのを嫌がる
- 一人遊びが多い
- 偏食がある
- クレーン現象、欲しいものを親の手をつかんで示す
- こだわりが強い
息子も上記のほとんどが当てはまりました。
こういった症状や行動で障害に気づくことが多いです。
そこに知的障害が加わると言葉の遅れが出できます。
私の身内にも自閉症の人がいますが、その人は大人になってから診断されました。
子どものころから人との関係がうまくいかなかったり、大人になるまで誰も気づかないでいると、本人が生きづらさを感じるケースがあるようです。
受診しようと思ったきっかけ
病院に行こうと思ったきっかけは
「なんだか兄弟や同じ年齢の子と違うな」
という違和感です。
- 1歳になってすぐ「ママ」と言っていたのに2歳になって言わなくなった(言葉の消失)
- 人見知りが全くなかった
- 発語が無い
- 目が合わない
毎日一緒に過ごしているお母さんなら、違和感を感じることってありますよね。
2歳で診断されることは比較的早いほうです。
違和感を感じた時にすぐ、市の保健センターに相談し、専門の医師を紹介してもらいました。
わが子に障害があるとういう事実。
信じたくないけれど…
- できるだけはやく集団生活をさせたい
- 少しでも良い療育を受けさせたい
- 大きくなって困らないようにしてあげたい
その一心でした。
まとめ
息子が2歳の頃、受診から逃げることもできました。
でも今は
あの時すぐに病院へ行ってよかった。判断は間違っていなかった。
と断言できます。
しかし初めて発達関係の病院へ行くことは、本当に勇気がいることです。
でもそのあと、子どもに必要なことが一気に見え始めるのは間違いありませんでした。
親の心の構えができるなら、診断をはやくすることにデメリットはないように私は思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。