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【自閉症の息子と思い出話をする方法】思い出も視覚と声掛けで笑顔に

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学4年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。


重度知的障害自閉症、8歳の息子の精神年齢は2歳です。

言葉を話すことができません。

ですが最近、そんな息子と思い出話をすることがとても楽しいので、ちょっとハッピーになれる我が家の方法を紹介します。

Contents

会話が成り立たない子どもと会話するには

自閉症の息子に、声をかけただけでは、伝えたい事が伝わらないことがあります。


そんな息子と普段から絵カードや手話、マカトンを用いていますが、こちらの伝えたい事や、子どもが発信したい事だけではなく、今は会話をして気持ちの共感を楽しむことができるようになりました。


自閉症スペクトラムなどの、発達障害のある子のコミュニケーションツールとして、絵カードや写真カードが有効だと言われていますが、

普段の行動だけでなく、思い出などの楽しかった出来事にも、息子に視覚的にコミュニケーションしてみると、とても楽しいことが分かったので最近は良くおこなっています。



思い出話をする

息子に

「この前の動物園、楽しかったね。ゾウさんいたよね!」

と声を掛けても、あまり伝わないことがあります。



そんな時、スマホで撮った写真を見せながら

「ほら!動物園に大きなゾウさんいたの覚えてる?」

と聞くと、スマホの写真と親の顔を交互に見ながら、目を輝かせ笑います。


言葉を話せない息子ですが、笑顔と笑い声で

「覚えているよ!楽しいところ!」

と言っているかのように指差しして、ノンバーバル・コミュニケーションを楽しんでいます。


ノンバーバル・コミュニケーション

言葉以外の方法を用いたコミュニケーションのことです。非言語コミュニケーションと呼ばれ、言語以上に豊富な情報を与えるので、より良い信頼関係を築くことに繋がります。



まとめ

普段から出かけ先では、よくスマホで写真を撮るのですが、せっかく撮った写真を私自身だけでなく、息子と共有したいと思ったことがきっかけで始めました。


今では、息子が自ら写真のフォルダーを開き、

「ここ楽しかったよね!」

写真を指差しして、教えてくれるようになりました。


要求だけでなく、思い出話にも視覚支援を取り入れると、コミュニケーションがもっと楽しくなるのだなと感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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