【子どもに障害のことを聞かれた時の対応】あの子は何で出来ないの?障害の伝え方

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学3年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。

子どもの「何でみんなと違うの?」という質問

障害児を育てていると

「どうしてこの子は他の子と違うの?」

「なんで喋れないの?」

なんで出来ないの?」

などと、他の子から質問された経験がある方も多いのではないでしょうか。




また、障害児を持たない親が子どもに

「なんであの人は変な歩き方をしているの?」

「大きな声を出していて変だね」

「あの子大きいのに赤ちゃんみたいだね」

と言われて、焦り障害をどう説明して良いのか分からず

「ジロジロ見てはダメ!」と注意したことがある方も多いと聞きます。


そんな中障害児を持つ私が、誰にとってもメリットがある、子どもへの障害の説明の仕方を考え、その方法実践しているのでご紹介します。


親の対応の仕方

普段見たことのない子を見て「ねえ何で?」と聞く子どもの多くは「その子のことを知りたい」と思っていることがほとんどだと思います。


「何で他の子と違うの?」と言った子どもに対して【失礼な子】と捉えてしまうのは大人だけで、冷静に子どもの気持ちを考えると、単純に「気になるから知りたい」と思っているのではないでしょうか。



そんな時、「そんなこと聞いちゃダメ!」と言うと、

  • 障害は恥ずかしいこと
  • 障害は聞いてはいけないこと
  • 障害を知る機会を失う

ということに繋がることがあります。



障害児を持つ親として、そんな時は子どもに分かりやすい言葉で、

障害を持つ子が今頑張っていることを素直に話せるといいなと思うのです。


まだ幼い子に「あの子は障害があるから」と説明しても“障害”という言葉の理解ができません。

  • 誰にでも得意・不得意がある
  • 手助けがあればできる
  • 本人は頑張っている
  • 聞いてくれたことに感謝する

素直に疑問に思った子どもの質問に、誤魔化したりしたくないと私は思います。



私は、重度知的障害の自閉症の息子に対して近所の子に

「なんでこの子は話せないの?」と聞かれたことがありますが


  • 「今頑張って練習しているよ」
  • 「応援してね」
  • 「手話が出来るんだよ」

などと、前向きな言葉を使うように心がけています。


我が家の出来事

近所の小学生が息子を指差して 「何でこの子は小学生やのに喋らへんの?」と聞いてきた。

「喋る練習中やねん。ちょっと苦手やから頑張ってるところやで」って言った。

息子に興味を持ってくれたことに、誤魔化さず分かりやすく話すことで、その子にとっても、障害のある子を知ることができる。

そこから人との関係はうまれる。

子どもにとって"障害"は、何となく理解できるものではない。

子どもの知りたいと思うことに素直に答える。障害という言葉が無くても伝わる。

その後近所の子は別の日に 「この前の子かわいいな!めっちゃ笑ってたし」って言ってくれた。 ありがとう。


悪いことのように伝えないこと

時々、障害があることを悪いことように伝える方がいますが、正直当事者やその家族は悲しい気持ちになることがあります。

  • 「この子は病気だから」
  • 「ちゃんとできないのは仕方がない」
  • 「頭の中が赤ちゃんだから」
  • 「注意されても通じないの」

このように聞いた子どもたちは、差別の気持ちが生まれてしまうことがあります。

「人とは違う変わった子」と表現するといじめの対象にもなりえます。

そして、こう言われた障害児本人の気持ちも考えてみて欲しいなと思います。



また、障害を持つ親が他の子に質問された時「この子、何もできなくてごめんね」と謝ることもして欲しくないなと個人的に思います。

障害があることは悪いことや謝罪することではないからです。



障害を知っている大人が、質問してきた子どもに「まだ子どもだから教えなくて良い」と思わず、子どもの頃から様々な人がいることを伝えていくことが大切なのではないでしょうか。



身体障害者が車椅子を使ったり、視覚障害者が白杖を使っていると、見てすぐに分かりやすいですが、見た目では分かりにくい発達障害者などは、その障害について教えてもらったり、調べないと知る機会がない子もいます。

実際に私もそうでした。

学校の障害者を知る授業では、車椅子や白杖などを使う、目に見える障害しか教えないことが多いからです。

まとめ

障害を教えることは、将来大人になる子どもたちの理解を今から深めることができ、偏見や差別を減らすことに繋がるのではないかと思っています。


「あの子は自分と違うから近づかないようにする」のではなく

「知りたい」と思う気持ちから、人は誰とでも理解し合い仲良くできるのではないでしょうか。


大人が深く考えすぎて、障害というものをデリケートなものにしてしまわず、知ることから学べる理解に変えていきたいと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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