Contents
クリスマスが分かってきた?!
重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症の息子は、8年間「クリスマス」というものが良く分かっていませんでした。
カレンダーは読めない、クリスマスという概念がない、プレゼントが何故もらえるのかも理解していない様子でした。
そんな息子が、9歳になり
学校や放課後等デイサービスで、様々なクリスマス行事に参加する中で、
この世には”クリスマス”というものがあって、それはとっても楽しくて、美味しいものが食べられる日なんだ!
という雰囲気を感じ取ったようでした。
そしてそれを、私の前でも伝えてくれました。
図書館で借りてきたクリスマスの本と、息子の大好きなケンタッキーの写真カードを自分で並べてジッと見つめていたのです。
私はその息子の行動を見て、息子にも”クリスマス”というイベントが分かってきたんだ…と、実感しました。
「クリスマスにワクワクし、サンタクロースからのプレゼントに喜ぶ子どもの姿」というものが、以前の息子には殆ど見られなかったので、親として嬉しい出来事でした。
サンタクロースからのプレゼント
2022年12月25日
朝起きると、クリスマスツリーの前に、サンタクロースからのプレゼントが置いてありました。
今年のプレゼントは、電子キーボード。
音楽やダンスが好きな息子に、もっと音の世界を感じ、その楽しさを味わってもらいたくて選びました。
早速プレゼントを開けて、中身に驚く息子。
気に入ってくれるかなとドキドキしましたが、とっても楽しそうに鍵盤を叩き、出る音を聞いて楽しんでいました。
音楽が好きな息子へ
息子へのプレゼントは毎回、息子の”好き”を伸ばせるプレゼントを選ぶようにしています。
子どもは、好きなものや興味のあることをとことん追求すると、成長の速度が著しいなといつも感じます。
これは大人でも言えることですね。
これからも、息子の”好き”をどんどん伸ばし、広げていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。