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【特別支援学校の給食試食会へ行ってきました】手間のかかった給食に感動!

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学4年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。

Contents

特別支援学校の給食試食会へ

息子が通う、特別支援学校の給食試食会に行ってきました。


感染症の影響で2年間、試食会の開催が無かったので、今回は息子が入学後初めての保護者向けの試食会です。


事前に希望者は申し込み、当日

  • 栄養士の説明
  • 給食試食
  • 調理場の動画鑑賞

が行われました。



メニュー

  • てりやきハンバーグ
  • 具だくさん味噌汁
  • ご飯
  • 海苔の佃煮
  • 牛乳

です。


実際に食べてみた

息子の特別支援学校は、学校内に独自の調理室を設けています。


実際に試食した給食はこちら。

とてもシンプルで、見た目からも味付けの優しさや栄養素の高さがうかがえます。




具だくさん味噌汁

お味噌汁は豚肉入りの具沢山。

少し箸ですくっただけで、どっさりとワカメやネギがついてきます。


一度に大量に作るので、家庭のお風呂と同じくらいの容量の鍋で作り、人の力で混ぜているそうです。




てりやきハンバーグ

そして、こちらがハンバーグ。

優しい甘さの照り焼きソースに、お肉感のあるハンバーグがとてもよく合っていて、ご飯が進みます。


中にすりおろしニンジンや玉ねぎが入っていますが、気になる大きさではなく自然と口の中に入っていきます。

これは息子が好きになる味だなと、一口食べて思いました。

ひき肉は全て調理員さん総出で、手で捏ねて作っていることに驚きました。

機械ではないんですよ。



海苔の佃煮

こちらも調理室で手作りされています。

市販であるような佃煮の塩辛さは全くなく、甘めでご飯をお代わりしたくなるような味でした。



牛乳

学校給食の基準に合致した牛乳工場から、毎朝届けられています。





驚いたこと

今回、試食をしてみて驚いたことを紹介します。


  • 塩分を控えて美味しく作るために、だしをとにかく濃くとっている
  • 「洗う前の野菜やお肉の調理室」と「綺麗な食材の調理室」が分かれていて、部屋を移動する際はエプロンや靴を交換する
  • 野菜は3回も洗っている
  • 大きな野菜は機械ではなく、包丁を使ってカットしている
  • 給食室で手作りできるものは出来る限り手作りしている
  • 都道府県の郷土料理や世界の国の料理を取り入れることで、多彩な食文化を体験できる
  • お米は、学校給食専用の田んぼで育てている
  • パンは毎朝焼き立てで、保存料や添加物は一切なし
  • 炭水化物はご飯を週に3,4回・パンを週に1回・麺類を月に1回程度と決まっている
  • すべて国産


栄養が高いことはもちろんですが、とてもこだわって作られていることが分かり、親としてとても嬉しく思いました。



この学校では「偏食の子が次々と様々な食材を克服していく」という噂があるのですが、その理由が分かった一日でした。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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