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【子どもが服の前後や靴の左右を間違える問題】目印があれば自分で着られるようになる!

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学4年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。


  • 自分で着られるようになってきたけど前後が逆になっている
  • 靴の左右が分からない
  • 直そうとすると嫌がり怒ってしまう

息子も自分で服が着られるようになった頃は、いつも前後や左右が逆になっていて

50%の確率なのに不思議だなと思いました。


正しく着る!大人になるまでに身に着けたいスキルですね。

一人で正しく着られるよう息子に行った支援を紹介します。


Contents

自分で前後正しく着られるようになるには


子どもが自分で着替えられえるようになると、出てくる次の課題は、服の前後を正しく着ることです。

急いでいるときに限って、逆に着ていたり、指摘すると、怒って嫌がったりすることがあります。


息子の場合、どういう服が前後苦手とするのか、観察してみました。


前側に大きなデザインがある服は間違えません。

 また、ズボンも前にボタンがあったり、紐が出ていると間違えません。

何か目印があると間違えずに着ることができていることに気が付きました


トップスは前にデザインがある服を選ぶ

子供が服を前後逆に着てしまう理由は

洋服の前と後ろが分かりにくいからです。



子どもにとって、服の中にあるタグは小さくて確認しにくいようです。

Tシャツやセーターなどのトップスは、購入時に、前にデザインがあるものを統一して選ぶと前後が分かりやすくなります

息子の場合は、イラストなどのデザインの他に、前にポケットがついているものやボタンがついているものは、分かりやすいようで間違えずに着ることが出来ました。



ズボンはポケットを目印に

ズボンの場合は、お尻にポケットがついているものを選びました。

「ポケットはおしりだよ!」

と声をかけると上手く履けています。

また、前ポケットのズボンの場合は、両サイドにポケットが付いたものだけを選ぶ、という方法もありますね。




シャチハタの「お着替えできるポン」が分かりやすい!

シャチハタから販売されている「お着替えできるポン」

肌着やパンツなど、前後が分かりにくい服には「お着替えできるポン」を直接スタンプすると、可愛いイラストを目印にすることができます。

スタンプだと、ワッペンを縫ったりアイロン接着したりという手間もなく、目印をつけられちゃいます。

洗濯しても落ちず、にじまないシャチハタのスタンプです。

上記パッケージのように、スタンプは服の前の内側に押すのが息子も分かりやすかったようです。

服を着るときに見える位置にスタンプが押されていると、自分で合っているか確認ができます。



靴は左右が分るようにシールを貼る

靴が左右正しく履けない子どもに効果があると話題になった、靴の中に貼るシールです。


左右靴を揃えるとイラストがマッチングします。

他の友達の上履きや靴と間違えることも無くなったので、良いことばかりでした。

脱ぎ履きを繰り返しても、靴を洗ってもシールが剝がれることは無かったので、おすすめです!


分かることで「できた!」が増える

子供が前後ろに服を着てしまう原因は何だろう?


大人が手を出して着替えを手伝うよりも、分かりやすく手立てをすることで苦手が改善され、一人で上手に着替えができるようになります。

服を着るときに目印が目に入れば「これで合ってる!」と子どもが自分で確認できます。


「ひとりで間違えずに着替えができた!」

自慢げな表情で、嬉しそうに目を合わせる息子。


こういった息子の達成感が自己肯定感のアップにつながっているようです。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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