子どもに発達障害があるかもしれないと悩み、その後は療育手帳の取得に悩む。
取った方がいいことは分かっていても、まるで我が子を障害児と認めるようで辛い。
取得しない選択があってもいい。
私がなぜ息子の療育手帳の取得に踏み切ったかを紹介します。
Contents
療育手帳を取得することのデメリット
取得前はデメリットしか思いつきませんでした。
私の勝手なイメージですが
- 障害者と認める手帳だから
- 持っていると恥ずかしいと思ってしまいそう
- 手帳を見るたび辛くなりそう
そんなことをずっと考えていました。
取得しない方が楽なんじゃないかと。
療育手帳を取得することのメリット
手帳を取得してから知ったサポートもあります。
- 自治体のサービスが受けられる
- 税金が控除される
- 公共料金の助成
- 電車やバスの割引
- 映画や遊園地、水族館などの施設利用の割引や減免
- 障害の程度に応じて毎月手当てがもらえる
たくさんのサービスやサポートが受けられ、経済面で助かることです。
他には、周囲の人に理解してもらいやすいなどでしょうか。
悩んで取得を決めたきっかけ
「手帳取得に対する気持ちが追い付かない」
そう思う方は少なくありません。
私もその一人でした。
障害者手帳への抵抗感があり、しばらく悩みました。
そんな中で、子どもの手帳を取ることにストップをかけているのは自分の心だけだと気づきました。
だったら親である私の心が決まった時に、あせらず取得すればよいと考えたのです。
メリットとデメリットを天秤にかけている自分。
気が付くと発達検査に向かっていました。
取得して良かったこと
正直に話すと、経済的な支援がとても助かっています。
- 障害児手当てが受け取れる
- 光熱費の割引がある
- 水族館や遊園地は親も子も半額
- 車や給料の税金が控除される
- 高速道路の割引
※知的障害の程度や、所得の額によりサービスが異なるものもあります。
また、大人になっても支給される障害者手当などがあり、親が働けなくなったり、先に亡くなっても少し安心だなと思いました。
障害児を育てていると、便利なおもちゃや療育グッズ、おむつが長く必要だったり、物が良く壊れたりもします。
そんなときも手厚い手当てがあれば、金銭的なストレスも軽減され、精神的にも負担が減りました。
受け取った手当でデイサービスの利用や、習い事をしている方もいます。
まとめ
結局お金の話が中心になりましたが、経済的な負担が軽減し、子育てに余裕がでることは間違いありませんでした。
療育手帳や愛の手帳を取得しても、周囲の人や他人に知らせたり、伝える義務はありません。
「取るだけ取って、息子の成長の為にたくさん支援してもらおう」
というのが私の考えでした。
手帳取得に悩んでいた私も、今では
手帳の写真、かわいいなぁ♡
なんて言いながら眺めています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。