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【小学校入学前に行ったこと】安心して通学するために

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学4年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。



特別支援学校でも、支援学級でも小学校の入学は、親も子も緊張と不安がつきものです。

安心して学校生活がスタートできるように、入学前に行ったことを3つ紹介します。

我が家には、特別支援学校に通う自閉症男の子と、支援学級に6年通級した学習障害の男の子がいます。




Contents

小学校入学前の心の準備

新しい環境、新しい人との関わりがある入学というイベント。

初めていつもと違うが苦手な発達障害児の息子のために行ったこと3つです。


通学路の確認

支援学級

支援学級に通う子は、学校までの道を、できればランドセルを背負って確認をしておくことをおすすめします。

新しい通学路を入学前から確認しておけば、学校までの道に慣れることも早くなります。

また車の多い場所や、人通りの少ない場所、子どもが気になって寄り道してしまいそうな場所など、危険なところもチェックしておけると、さらに良いですね。
すぐに駆け込める「110番のおうちの旗」なども知っておくと安心です。

支援学級に通った息子は、この練習で入学後から付き添いなしで登校することが出来ました。



支援学校

支援学校のバス通学でも、バス停までの道を一緒に歩いて確認しました。

また、どのようなデザインのバスに乗るのか、一緒にチェックしておくと安心です。

朝は余裕を持って出られるように、バス停までかかる時間を計っておくのもおすすめです。

自閉症の息子は、確認を重ねたこともあり登校初日からスムーズにバスに乗ることが出来ました。


学校で使う物を一緒に触って確認する

支援学級

通常の学校では、ランドセルや筆箱、体操服や上履きなど、普段慣れないものばかりを使うようになります。

鉛筆を削る、傘の折り畳み、意外と難しかったりします。

自分の持ち物の確認や使い方、ランドセルの開け閉めの練習などもしておけば安心です。

新しい自分だけの物に触れることに、とても嬉しくなる子は多いものです。



特別支援学校

大きなリュックサックが学校指定になっていることが多い支援学校は、リュックの肩紐のサイズ合わせは必須です。

息子は感覚過敏持ちなので、体操服を何度か着て慣らしてみたり、幼児期には使わなかった、上履きを履く練習もしました。

また、給食エプロンは少し特殊なかぶり方なので、それも教えました。

レインコートを着ることに抵抗がある子もいるので、雨の日に必要だということを知っておくのも良いです。

遠足では傘ではなく、レインコートを使う学校が多いです。



入学説明会やオープンスクールで写真を撮っておく

4月から通う学校の写真を何枚か撮っておいて、通う学校の雰囲気を入学前に何度も確認したり、学校ホームページに掲載されている、学校の様子を一緒に見たりしました。


視覚的に新しい場所を確認しておくことで緊張も減り、楽しみな気持ちが出てきたようでした。

入学前に親子で学校見学ができれば尚良いですね。

教室・トイレ・保健室・体育館・職員室

困ったときはどこに行ったら良いかの確認など。

事前の見学などは、学校に連絡を入れれば快く受け入れてくれます。ぜひ何度か足を運んでみてください。




入学準備まとめ

新しい環境が突然やってくると、人は心や身体の負担になりますが、発達障害児にとっては、さらに大きな負荷がかかります。

でも、少し手間がかかっても、安心して学校生活が送れるように準備をしておけば、良いスタートが切れますね


入学準備で役に立ったものを紹介

お名前スタンプ

大量の名前書きがスタンプで一瞬です。

そして何といっても魅力なのが、服や靴下などの衣類にも使えること!洗濯OKです。



テプラ

欲しい名前シールを一気に制作できるラベルライター。

字を書く手間が省けるのと、綺麗な記名ができることがおすすめポイント。

操作も簡単です。


おうちの時間割ボード

入学後の朝の準備がスムーズになる、視覚支援ボードです。

日常的に使える動作のマグネットがついており、できたら裏返して色を変えます。

毎日の生活のリズムを整えるのにぴったりです。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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