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【自閉症せいくん発達支援センター入所2歳8ヶ月】成長記録⑦

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学4年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。

2歳半検診の様子はこちら


息子が自閉症スペクトラムと診断されるまでの成長記録を書いていきます。

今回は

  • 発達支援施設に入所した理由
  • 保育所を選ばなかった理由

を紹介します。

Contents

発達支援センターとは

子ども一人ひとりの発達状況や障害の特性に合わせ

専門的な保育や療育を行い成長発達を促すところです。


就学前の障害児や支援の必要な子どもが、基本的な動作や知識を学び集団生活に適応できるように、保育や療育をします。


また相談支援やリハビリテーションも行っていて、成長段階に応じて子どもの支援の必要性を提案してくれました。

理学療法士作業療法士言語聴覚士が常駐しており、子どもの状況に応じたリハビリテーションも行ってくれます。

通うのは保育所と同じ、平日に毎日通所しますが、保育時間は短めです。



今回は、2歳8ヶ月で入所した、発達支援センターの内容を紹介します。

保育園や幼稚園を選ばなかった理由

私たちは当初、定型発達の子が多い保育園を検討していました。

ですが障害のある、またはその可能性のある加配が必要な子が保育園に入園するには、加配枠というものが空いていないと入園できません。

ほとんどの所に空きがないため、待機児童となります。

加配が必要という事は、その分保育士さんが多く必要になるからです。


一度は順番待ちをしましたが、いつになるか分からないものを待っていても良くないと思い、私たちは早期に療育が出来る発達支援センターの入所を決めました。



発達支援センターはどんなところ?

一日の流れや保育内容は通常の保育園と似ていますが、大きく違うのは

  • 先生の数が多い
  • 1クラスあたりの子どもの人数が少ない
  • 専門的な知識のある作業療法士などからアドバイスがもらえる

この3つです。



先生の数が多い

通常の保育園などに比べ、子どもに対する先生の数が1.5倍~2倍ほどいます。

また障害のある子どもたちと、長年携わってきた先生が多いので、とても頼もしいです。



クラスの人数が少ない

通常の保育園は1クラス25人前後なのに対し、一人ひとりに目が行き届くよう、発達支援施設は1クラス8人程度です。

そこに担任の保育士さんが3人程度ついてくれます。



作業療法士などのアドバイスがもらえる

作業療法士が時々クラスに入り、子どもたちの普段の様子を見て日常生活における家庭での関わり方のアドバイスをしてくれます。

息子は使いやすい食具(スプーンやフォーク)の提案や、椅子の高さなどのアドバイスをもらいました。



デメリット

デメリットを強いて言えば、健常児と触れあう機会が少ないことかもしれません。



まとめ

保育所などと違い、保育時間は9時~15時と短めですが、発達障害のある子どもたちを長年関わってきている保育士さんが多くいるので、子育ての相談をすると、とても的確なアドバイスがもらえました。


また、作業療法士(OT)や言語聴覚士(ST)などの専門のスタッフが常駐しているので、発達障害児の発達を促すための支援が整っていたところも、大変魅力的でした。

息子の人生の糧になった、とても支援が充実した施設です。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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