Contents
手話ソングとは
手話ソングとは、その名の通り手話を使って歌うものです。
保育園や学校などで歌われることも多く、手話ができなくても、楽しみながら簡単にできるのが特徴です。
難しい決まりなどもなく、楽しく身振りと表情で伝えようというのが醍醐味なので、お子さんとぜひチャレンジしてみませんか。
私たちが練習した方法やコツを紹介します。
自閉症息子に教えてみた
9歳の重度知的障害、自閉スペクトラム症の息子に、手話ソングを教えてみました。
Twitterで、
手話ができるなら、手話で歌うのも楽しいかも
と、フォロワーさんからアドバイスをいただいたのがきっかけです。
まずはYouTubeで、息子が出来そうな手話ソングを検索。
たくさんの曲の中から、
「世界中の子どもたちが」
を選びました。
息子に教えた方法
私が息子に教えた方法です。
- 先ずは私が手話ソングを覚える
- 息子の前で楽しそうに歌って見せる
- 息子が興味を示したら、ひとつ一つの手話をゆっくり示して見せる
- 一通り手話ができるようになったら、スローテンポで一緒に歌う
- 少しづつ速く歌えるようになると、曲に合わせて歌える
息子の場合は、歌詞の手話を覚られたのは2、3日、⑤の段階まで出来るようになったのは1週間ほどでした。
コツ
初めから一曲全て覚えようとすると大変なので、歌いやすい1番のサビの部分だけ…など、練習する部分を絞ると、上手くいくことが多いです。
それと、歌っていてもお子さんが興味を示してくれない…という時は、周りに物が少ない(気が散ったり、目に付くものが少ない)ところや、お風呂の中などで練習すると、お子さんが興味を持ってくれるかもしれません。
言葉を話せなくても一緒に歌える
手話ソングは、言葉の話せない息子でも一緒に楽しく歌うことができました。
顔をくしゃくしゃにして笑顔で歌う息子を見ていると、まるで上手に気持ちを話してくれているような…そんな気持ちになり、私もとても嬉しかったです。
Twitterで、実際に息子が歌っている動画が見られます↓
『世界中のこどもたちが』
— *イケメン自閉症せいくん*ブログ更新中* (@seikunnoouchi) November 13, 2022
重度知的障害の息子が、手話歌にチャレンジしました。なぜか顔をくしゃくしゃにしていますが、一生懸命に歌っています。自閉症の特性で見たままに覚えてくれるから、逆さ手話になっているのも、息子らしさです。言葉が話せなくても、歌は歌えるんだ。 pic.twitter.com/p41qxBOpJr
おすすめの曲
初めてお子さんと練習する方に、おすすめの曲を紹介します。
おすすめ簡単な曲
- 世界中のこどもたちが
- にじ
- 手のひらを太陽に
- さんぽ
- ありがとうの花
- ビリーブ
今手話ソングは、歌手グループが手話を使った曲を出していたり、Instagram、YouTubeなどでも、たくさんの方が歌って踊る様子を紹介されています。
その中でも、保育園などで歌うために、多くの保育士さんが利用しているYouTubeチャンネル「保育士バンク!チャンネル」というものがあります。
私もこちらのチャンネルを参考にしながら、息子と手話ソングを楽しんでいますが、ダンス要素もあり、分かりやすく楽しく覚えられておすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。