内閣府が発表している障害者白書というものに「障害者」といわれるひとが日本にどれくらいいるのか書かれています。
今回はそれを分かりやすく解説します。
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日本の人口1億2千万人のうちの障害者
令和4年度版です。
障害児の数
18歳未満の人数
身体障害児 | 7万2千人 |
知的障害児 | 22万5千人 |
精神障害児 | 27万6千人 |
障害者の数
大人と子どもを含めた総数
身体障害者 | 436万人 |
知的障害者 | 109万4千人 |
精神障害者 | 419万3千人 |
障害者の総数は936万6千人です。
障害者の割合
日本の人口からみた障害者の割合(子どもも含む)を計算してみました。
きっとこちらの方がピンときやすいと思います。
身体障害者 | 3.4% |
知的障害者 | 0.9% |
精神障害者 | 3・3% |
複数の障害を持つ方もいますが、
こう見ると、国民のおおよそ7.6%の人が何らかの障害を持っているという事になります。
ちなみに、息子と同じ自閉症スペクトラムと言われる人は1%と言われています。
あくまで調査した数字
障害といえど、目に見える障害もあれば、そうでないものもあります。
障害の疑いがあると言われている、いわゆるグレーゾーンとされる方はこの調査の中に含まれていないので、
実際はもっとたくさんの方が障害を抱えているのかもしれません。
世界人口で見ると
世界人口の内、障害のある人が占める割合は約15%だそうです。
そのうち社会的にビジネスへ参加している人は3%。
思ったより少ないなというイメージを私は持ちました。
これからもっとたくさんの障害を抱える人が、社会進出できることを願います。
世界的に見ると地球上には、困難を抱えて懸命に生きている方がたくさんいるのですね。
息子と同じ知的障害児の親
息子は重度知的障害児なので総数22万1千人の中に含まれます。
きょうだいで知的障害のある家庭もありますが、おおよそ20万組くらいの親が、同じように悩み子育てに向き合っていると思うと
感慨深いものがあります。
〇 例えば100人の親が集まり、その親に1人ずつ子どもがいたとします。
するとその100人の子どもの内の8人に、何らかの障害があると考えると、障害はとても身近なことなんだなと思いました。
障害のある子が将来にわたって受けられるサービスのすべて
障害のある子が障害に渡って受けられる福祉サービスについて網羅されています。
将来の不安も少し軽減されるので、おすすめの本です。
最後までお読みいただきありがとうございました。