我が子の誕生日がくると思い出すのが、うまれてから今日までの事。
自閉症スペクトラム障害の息子が、うまれてから
- 8年間どう成長してきたか
- 発達の遅れが出始めたのはいつなのか
- 診断はいつ?
を紹介します。
Contents
自閉症の息子が生まれた時
2013年夏、38週で安産、健康に生まれました。
- 体重 3062g
- 身長 47cm
でともに標準。
黄疸もなく、問題なく生まれてきました。
0歳
母乳をしっかり飲み、よく寝てあまり手のかからない子でした。
首すわり、寝返り、おすわり、はいはい全て定型発達で順調な一年。
とても育てやすい子だなと思っていました。
1 歳
誕生日後、すぐに歩きはじめ
「パパ」と言ったり
バイバイと手を振る事が出来るようになりました。
抱っこしていると、とても大人しかったです。
三兄弟の末っ子だったので、いつもおんぶされて育ちました。
2歳
1歳になってすぐ出ていた単語が消失。
バイバイもしなくなり、指差しが出来ませんでした。
人にあまり関心を示さず、一人の世界で遊んでいることが多かったです。
呼んでも振り向かない、目が合いにくいと感じたのもこの時でした。
2歳4か月
2歳の検診で指摘を受け、すぐに地域の発達教室に通いはじめます。
2歳8か月
障害児通所施設に入園しました。
なれない環境に毎日大泣きする日が、2週間続きました。
2歳10ヶ月
発達専門医のいる病院に受診
[知的障害を伴う自閉症スペクトラム]と診断
2歳で診断されるのは一般的に見て、早いほうだと思います。
通常は3歳、4歳にならないと診断してくれない病院が多いのですが
息子の場合は、検査や受診をすぐに行ってくれる病院を見つけられた為です。
3歳
発語がみられないので3歳前からマカトンを勉強。
ネットで方法を調べ絵カードや写真カードを作り始めました。
この時から、少しずつ人と関わる事を好むようになりました。
4歳
マカトン法がうまくいき、喃語混じりの発語が5つほど出始めました。
通所施設にも慣れ、友だちがたくさん出来たのもこの頃です。
同時に、親の私にも同じ障害の子をもつ親同士の繫がりができました。
悩んでいたことを保育士さんや友だちに相談できるようになったのはとても心強かったです。
5歳
まだまだ手助けがたくさん必要ですが、自分で着替えられたり、少しなら座って食べられるようになりました。
就学先を決めるため支援学校の見学にも行きました。
6歳
特別支援学校入学が決定。
お友だちと手がつなげるようになり、随分と人との関わりをもつようになりました。
ただしおむつは外れておらず、言葉もほとんど話せていないまま特別支援学校に入学しました。
7歳
集団生活が長かったこともあり、学校生活にはすぐに慣れることができました。
毎日学校へ通うのが楽しみになり、先生が大好きに!
8歳
小学2年生になり、3か月ほど精神的に不安定になった時期がありました。
睡眠障害やパニックがあったので、薬を服用しながら毎日頑張っています。
まとめ
あっという間の8年でしたが、定型発達の兄弟に比べると子育てが何十倍も大変なのは事実です。
日々変化し、気持ちに波のある自閉症スペクトラムの子育て。
これからの人生に不安が無いというと嘘になりますが、生まれてきてくれた息子と向き合って、人生楽しみながら歩んでいきたいと思います。
年齢別の詳細な発達記録は、カテゴリの
成長記録で紹介しています。
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