息子の特別支援学校では、遠足とは別に校外学習が年に3回あります。
小学部2年生の3学期は外食学習を行ったので、内容を紹介します。
Contents
校外学習の事前学習
息子の特別支援学校では、遠足や校外学習、身体測定、健康診断など全てにおいて事前学習の時間を設けます。
事前学習とは、学校で行うイベントを事前に写真で確認をしたり、似た道具を使って実践練習したりすることです。
例えば心臓検診で腕にクリップを挟んだり、心電図を計る胸のシールを貼ったりするのを、検診当日突然行うと怖がる子がいます。
そうならないために、先生手作りの「心臓検診検査セット」を使ってイメージトレーニングと練習を行います。
発達障害のある子にとって、初めての経験は不安や緊張、パニックに繋がりやすいからです。
事前学習内容
今回の校外学習も、当日までに事前学習を行いました。
小学部2年生3学期の校外学習は外食なので、生徒と先生でファミリーレストランへ行くイメージ練習をします。
- 公共の場での食事の仕方
- マナーを守って食事をする方法
- 食べたいメニューを2択から決めておく
- 当日のスケージュール確認
これらのことを事前に先生と確認し合い、当日の動きに見通しをつけます。
選べるメニューはミートスパゲッティかハンバーグだったので、息子はハンバーグを選択しました。
外食学習当日
当日は遠足同様の荷物を持って登校します。
- 名札
- リュック
- お弁当・水筒
- ハンカチ・ティッシュ
- レインコート
- 着替え・タオル
- 赤白帽・マスクなど
校外学習の一日
- 9:00登校
- 体操服で登校します。
- 10:00出発
- 通学バスでファミリーレストランへ向かいます。
- 11:00到着
- 事前学習で学んだルールを確認しながら食事をします。
- 12:00公園
- 通学バスで公園へ向かい、少し散歩をします。
- 13:00学校到着
- 歩いて学校に戻ります。
まとめ
通常の小学校にはない特別支援学校の外食学習。
公共の場で落ち着いて食事をとる学習は、普段の生活に役立つスキルです。
息子にとってもまだまだ課題としていることなので、この指導はとても嬉しいことです。
今回の校外学習での息子は、友だちと一緒にレストランでマナーを守り食事をすることができました。
特別支援学校の校外学習の特徴
特別支援学校では遠足や校外学習となると、生徒2人に対して引率の先生が1人付きます。
発達障害の子の特性は様々ですが、予期せぬ動きをしたり、息子のように急に走り出してしまう子もいるので、先生が両手で2人の手を繋げるようにするためです。
先生が沢山いるととても安心ですね。
大人になっても役に立つスキルが学べるのは、親としてもとても嬉しい事です。
最後までお読みいただきありがとうございました。