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特別支援学校の給食試食会へ
息子が通う、特別支援学校の給食試食会に行ってきました。
感染症の影響で2年間、試食会の開催が無かったので、今回は息子が入学後初めての保護者向けの試食会です。
事前に希望者は申し込み、当日
- 栄養士の説明
- 給食試食
- 調理場の動画鑑賞
が行われました。
メニュー
- てりやきハンバーグ
- 具だくさん味噌汁
- ご飯
- 海苔の佃煮
- 牛乳
です。
実際に食べてみた
息子の特別支援学校は、学校内に独自の調理室を設けています。
実際に試食した給食はこちら。
とてもシンプルで、見た目からも味付けの優しさや栄養素の高さがうかがえます。
具だくさん味噌汁
お味噌汁は豚肉入りの具沢山。
少し箸ですくっただけで、どっさりとワカメやネギがついてきます。
一度に大量に作るので、家庭のお風呂と同じくらいの容量の鍋で作り、人の力で混ぜているそうです。
てりやきハンバーグ
そして、こちらがハンバーグ。
優しい甘さの照り焼きソースに、お肉感のあるハンバーグがとてもよく合っていて、ご飯が進みます。
中にすりおろしニンジンや玉ねぎが入っていますが、気になる大きさではなく自然と口の中に入っていきます。
これは息子が好きになる味だなと、一口食べて思いました。
ひき肉は全て調理員さん総出で、手で捏ねて作っていることに驚きました。
機械ではないんですよ。
海苔の佃煮
こちらも調理室で手作りされています。
市販であるような佃煮の塩辛さは全くなく、甘めでご飯をお代わりしたくなるような味でした。
牛乳
学校給食の基準に合致した牛乳工場から、毎朝届けられています。
驚いたこと
今回、試食をしてみて驚いたことを紹介します。
- 塩分を控えて美味しく作るために、だしをとにかく濃くとっている
- 「洗う前の野菜やお肉の調理室」と「綺麗な食材の調理室」が分かれていて、部屋を移動する際はエプロンや靴を交換する
- 野菜は3回も洗っている
- 大きな野菜は機械ではなく、包丁を使ってカットしている
- 給食室で手作りできるものは出来る限り手作りしている
- 都道府県の郷土料理や世界の国の料理を取り入れることで、多彩な食文化を体験できる
- お米は、学校給食専用の田んぼで育てている
- パンは毎朝焼き立てで、保存料や添加物は一切なし
- 炭水化物はご飯を週に3,4回・パンを週に1回・麺類を月に1回程度と決まっている
- すべて国産
栄養が高いことはもちろんですが、とてもこだわって作られていることが分かり、親としてとても嬉しく思いました。
この学校では「偏食の子が次々と様々な食材を克服していく」という噂があるのですが、その理由が分かった一日でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。