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【障害児の親必見!障害年金を申請するために今絶対にやっておくべきこと】

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学4年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。


できるだけ難しい用語は省き、分かりやすく解説します。

障害のある子が将来、障害年金をもらうために重要な成長記録について紹介!

子どもが小さいうちからやっておけば、手続きに手間取らず費用が掛からないので、絶対におすすめです。


Contents

障害基礎年金を受け取るために必要なこと

知的障害のある子が20歳を迎えると、今受け取っている特別児童扶養手当などが受給対象外になります。

20歳以降に受け取れるのが障害基礎年金です。


年金と聞くと、難しくて分かりにくいイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、知的障害のある子を持つご家庭に、将来年金を受け取るために絶対に行っておいて欲しいことがあります。



それは、子どもの成長記録です。

理由は20歳から受け取れる障害年金の申請に、20年分の成長の記録が必要になるからです。


病歴・就労状況等申立書というものに記録を行うのですが、

障害の発症から現在までを記入しなければならないので、生まれつき知的障害のある子は出生時から20年分が必要になるのです。


え? 大体の記憶で大丈夫じゃないの?

と安易に考えていては、年金がもらえなかった・・なんてことにもなりかねません。


申請して必ず受け取れるものではないので、子どもが小さなうちからきちんと記録をしておくことが大切です。


記載内容は3~5年ごとに分けて書きますが、内容が簡潔すぎる不明確などの場合、不支給となってしまうこともあるからです。

この申立書の記載で、多くの方が苦労していると聞いたので、今からできることを紹介します。


年金申請のために行っておくと良いこと

では、実際に成長の記録と言ってもどんな内容を残せばよいのか紹介します。


  • 初診日(生まれつきの知的障害は出生日)
  • 医師の診断を受けた日
  • 診断名
  • 通院歴・転院歴・入院歴・服薬歴
  • 園や学校での状況
  • 出生時から20歳までの生活状況


最低限、これらのことを記録しておき、なおかつ日付まで残せると書類作成がぐっと楽になります。


生活の状況については、特に困っていたこと・できないことの記載が必要です。

上記リンクから申立書のPDFが閲覧できます。


知的障害児を持つ私が行っていること

この障害年金のことを知ってから、私が実際に行っていることを紹介します。


今までの検査結果を全てファイリングする

発達検査の結果・診断書のコピー・モニタリングの書類など、今までの検査や相談時に受け取った内容や書類を全てファイリングしています。

検査内容や診断の日時を覚えておくことは困難なので、一枚一枚残し、ファイルを見返すと全ての記録が遡れるようにしています。


ノートに成長の記録を残す

受診日・診断日・発達支援センターに入園した日などの日付や、年齢ごとの困りごと、できなかったこと、併発した障害(睡眠障害など)、服薬歴などをノートに記載しています。

これは毎日日記のように書いているのではなく、受診後や誕生日ごとなど、自分で決めて忘れないように時々記入しています。

私は年金の申請に必要な、診断日が思い出せなかったので、保管していた発達支援センターの園のノートから診断日を探し出しました。


パソコンにデータとして残す

万が一ノートを無くした時のことも考え、このブログ記事やパソコン内のデータとして残しています。

そこまでやる必要はないかもしれませんが、私はこれが安心できるで、成長記録を楽しく残す意味で行っています。


まとめ

発達の記録は日記帳・デジタル・アプリ・サポートブックなど、記録しやすいものを選ぶと続けやすくなると思います。

年金の申立書の記載が辛くなり、諦めてしまう方も中にはいるようです。


あまり記録していなかった・・など手続きに困った時は、障害年金の手続きを専門家に依頼することも可能ですが、そうなると年金が受給決定した時点で、費用が10~20万円かかります。


ご自身で申請するのであれば、今のうちからお子さんの記録を残しておくと楽ですよ

今からでも遅くありません、お子さんの記録を始めてみませんか。


書きたい日だけ書き込める日記帳がおすすめ!


障害基礎年金の受給対象者や、受給額については、下記の記事で分かりやすく解説しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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