東京や大阪にいくつか教室があるモンテッソーリ教育。
有名人も幼児期に経験したということで、今とても注目を浴びているので紹介します。
お家で取り組める方法もありますよ。
Contents
モンテッソーリとは
「モンテッソーリ」とは、イタリア人の女性医師の名前で、「マリア・モンテッソーリ」という方です。
この方が「モンテッソーリ教育」の生みの親です。
モンテッソーリは当初、障害児の支援を行った際にモンテッソーリ教育を開発し、子どもたちのIQが高まっていることを証明しました。
そして障害児だけでなく、健常児にも有効であるとされています。
モンテッソーリ教育を受けた有名人
モンテッソーリ教育を受けた有名人には素晴らしい方がたくさんいます。
- 藤井聡太(プロの将棋棋士)
- ビル・ゲイツ(microsoft創業者)
- マーク・ザッカーバーグ(facebook創業者)
- ジェフ・ベゾフ(Amazon創業者)
- バラク・オバマ(アメリカ合衆国元大統領)
- ラリー・ペイジ(Google創業者)
特にGAFAM(世界の5大IT企業)のうちの4企業(Apple以外)の創業者は、モンテッソーリ教育を受けていた経験があります。
そう聞くと、とても子どもの脳に良い影響のある教育なのかなと感じますね。
私も息子が興味を示すなら取り組んでみたいと思うようになりました。
家庭でモンテッソーリ教育
「おうちモンテ」という言葉があるくらい、家庭でモンテッソーリを取り入れている方が多くなっています。
家でやってみようかなと思う方向けに、家庭での取り入れ方についてご紹介します。
参考にしたのはこちらの書籍
100円ショップやホームセンターなどで揃う材料だけで、家庭用のモンテッソーリ教具が作れる本です。
実際に読んで作ってみましたが、とっても簡単で、材料を用意するだけでほとんど製作時間のかからない物もたくさんありました。
私が今まで息子に作った教具を紹介します。
トングで玉運び
ダイソーで330円で揃いました。
製氷機の容器とフェルト玉、料理用トングです。
トングをピンセットに変えたり、お箸に変えると難易度をあげることが出来ます。
色を揃えることを意識するのも楽しいですね。
蓋がついているので片付け簡単です。
ねじ回し
ホームセンターや100円ショップに売っている、ネジとナットを使った、指先のトレーニングです。
年齢に合わせてネジやナットの大きさを変えると、取り組みやすくなります。
様々なサイズの物を用意して、マッチングゲームとしても楽しめるかと思います。
くるくると回るものが大好きな息子には大ヒットでした。
ボタン練習
こちらは息子が3歳の時に作ったボタン練習用の教具です。
100円ショップでフェルトと大きめのボタンを購入し縫い合わせて作りました。
手芸が出来る方におすすめです。
繋げて腕に巻いたり、身体に巻き付けたりして遊んでいました。
年齢別のおすすめの教具が、作り方とともに紹介されているのでおすすめです。
モンテッソーリの教具
モンテッソーリの教具は、アマゾンなどの通販サイトでも販売されています。
あまりおもちゃに興味を示さない息子でも、集中して遊んでいたのでご紹介しました。
商品ページの上のリンクから、実際に息子が使ってみた記事に飛ぶことができます。
ビジーボード
着替えの練習や指先のトレーニングにピッタリの教具。ボタンやファスナー、靴紐が練習できます。
マッチングエッグ
卵の中が様々な形の型はめパズルになっているので、とても集中して遊べます。
木製シリンダーパズル
学習用玩具で、高さ・サイズ・数え方・幾何学的形状の概念を学ぶのに役立つ教具です。
まとめ
モンテッソーリ教育は、主に小学校入学前の幼児に向けた教育とされていますが、知的障害がある小学生の息子でも、とても楽しみながら取り組むことが出来ました。
教具は年齢に合わせて難易度も変えられますし、小さな教具ならに病院などに持って行くことで、待ち時間を落ち着いて過ごすこともできます。
モンテッソーリ教育のメリット
- 子どもの個性が伸びる
- 自己肯定感が育まれる
- 情緒が安定する
- 集中力が身につく
- 手先が器用になる
教育効果も多くあるようですが、私は息子の興味のあるものを知ることを主に目的としています。
特に待つことが苦手なので、待ち時間などに教具を使って、その時の精神安定になれば良いと考えています。
モンテッソーリは、やり方を大人が口出したりせず、子どもがどのように取り組むのかを見守ることがとても大切なようです。
最後までお読みいただきありがとうございました。