8歳になっても逆さバイバイをしていた自閉症の息子が、通常のバイバイが出来るようになった話です。
この影響で、バイバイすることが楽しくなってきました。
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自閉症息子の逆さバイバイ
自閉症の子に多い、相手に手の甲を向ける逆さバイバイ。
息子がバイバイ出来るようになったのは4歳の頃でしたが、やっていたのは逆さバイバイでした。
バイバイが逆さだからと言って何も困ることが無かったので、無理に正したりせずそのままにしていたのですが、Twitterのフォロワーさんに効果的なアドバイスをいただいたので、チャレンジしてみることにしました。
逆さバイバイが無くなった方法
息子はまだ逆さバイバイ(手の平が逆)をするんだけど、そろそろ世間一般的なバイバイが出来るのではないかと思い教えてみたら、息子なりに研究してる。ウルトラマンごっこではないんですよ。まだもう少しかかりそうなので見守ることにしましょうか。 pic.twitter.com/CyCQpdejHq
— *イケメン自閉症せいくん*ブログ更新中* (@seikunnoouchi) January 20, 2022
始めは私が上手く教えることが出来ず、手が縦になる息子。
その写真を見て、Twitterのフォロワーさんが
うちは「タッチしよう!」と手を合わせて、その流れでバイバイしていたら定着しました!
と教えてくださいました。
簡単そう!と思い
息子とハイタッチして、すぐその手のままバイバイをすると
一度でバッチリ通常のバイバイが出来ました!
褒められた息子はその日から通常のバイバイが定着!とっても楽しくなったようで、少し離れたところにいても、バイバイ!と手を振ると、しっかりと返してくれるようになりました。
バイバイしたらバイバイが返ってくる。
当たり前のようですが、自閉症の息子にとって少し難しい行動だったので、楽しく手を振る習慣が出来て良かったです。
逆さバイバイが自閉症の子に多くみられる理由
自閉症の子に逆さバイバイが多いとされる理由は、見たまま真似をすることが得意だからです。
自分に対して手を振ってもらった時に、相手の手の平が自分に向いているのを見て、同じように自分に手のひらを向け真似をするため、逆さバイバイになります。
逆さバイバイをするからと言って全ての子が自閉症なのではありません。
また、逆さバイバイをしないから自閉症ではないということでもありません。
あくまで自閉症の特徴の一つとして、逆さバイバイがあるということです。
東田直樹氏の著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』では
「手のひらを自分に向けてバイバイするのはなぜですか?」との質問に
「自分の体が良くわからず、相手と同じバイバイを真似するのが難しい。ある日鏡をみて初めてバイバイの時に手のひらが自分の方向を向いていることに気が付いた」と書いています。
鏡を見ながら練習する方法もTwitterではアドバイスいただいたので、効果がありそうです。
まとめ
逆さバイバイは、私と息子にとって困りごとには感じていなかったので、特に直そうとしたり練習することなく8歳まで過ごしてきました。
ただ、逆さバイバイに対して周りの目を気にする方もいらっしゃいます。
息子の場合は、負担なく楽しみながら通常のバイバイができるようになったので、チャレンジしてみたい!という方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。