【自閉症の息子が人と目を合わせるようになるまで】目が合わない理由とは

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学3年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。



2歳になっても親と目を合わせようとしなかった息子に、おこなってきた関わり方と、その効果について紹介します。

目が合うようになると、素晴らしい効果がたくさんありました!


自閉症息子と目が合わない虚しさ

健常児であると親と目をしっかりと合わせ、発達の早い子は2歳頃になると2語文・3語文で楽しそうにお喋りをします。


そんな他の子の姿を横目に見ながら、2歳になっても3歳になっても目が合わない息子。

親として、目が合わない・呼んでも振り向かないことは、精神的ダメージがありました。



「愛情持って接しているのにどうして反応がないんだろう」

「人が嫌いなのかな」

そんなことを考えることもありました。





やっぱりかわいい我が子、いつかは見つめ合って笑いたい。

そう思った時から、息子に行っていたことを紹介します。


自閉症児と目が合わない理由

発達障害や自閉症の子は、目が合わない・合いにくい子が多いのですが、その理由は

  • ”人と話をするときには目を合わせる”ということを知らない
  • 人のどこを見たら良いのか分からない
  • 動いている人の顔よりも、止まっている物を見る方が楽
  • 形から物を認識する傾向のある自閉症児は顔の輪郭を見ている

これらが多くの原因とされています。


決して目を合わせたくないから目が合わないというわけではありません。


自閉症や発達障害の子は、健常の大人が当たり前だと思っていることを、実は知らないということがあるんです。


私はそれを知ってから

「息子は私たちのことを好きではないのかも・・」と思っていた感情から

「目を合わせることを教えてあげればいいんだ!」と考えを切り替えることにしました。


息子に行ってきた支援

息子と目を合わせ、感情の共有や指示が通るようになるために、家庭で行ってきた支援を紹介します。



目を合わせるようになるまで

子どもが好きなおもちゃ等を、大人の顔にくっつけて話しかけ、人の顔を必然的に見させるようにしました。

またおもちゃ等に夢中になっている時は、大人が子ども目と同じ高さに視線を合わせて正面から覗き込み、遊びの邪魔をわざと少しだけしてみるなどします。


顔を持って無理やり親の方へ向かせるのではなく、子どもの視線を親の目に向けさせる行動をとったり、子どもの視界に親が入っていくことが、一番効果がありました。


初めはもちろん目を逸らしたり、おもちゃだけしか見ないこともありましたが、大好きなぬいぐるみ・おやつなどでも同じように繰り返し行い、子どもの視界に大人の顔を入れていくことで、目が合うようになっていきました。



この方法は、息子が発達支援センターに入園する前に保育士さんに教わった方法です。


話しかける時は、頬にそっと優しく手を添えることも良いそうです。

くすぐり遊びたかいたかいが好きな子は、こういった遊びでとても目が合いやすくなります。

息子はくすぐられるのが大好きだったので「目が合ったねー!」と褒めていました。



指差ししたところを見るようになるまで

目が合うようになってきたら、大人が指を差している物を見ることが出来るようになってきます。

共同注視力と言いますが、それが出来ると

「アリさんがいるね」

「クッキーがあるよ」


などと指を差した方へ目を向けるようになります。


息子は指差した方が見れるようになると、人と感情の共有ができるようになり、指示が通りやすくなっていきました。

効果とまとめ

息子が人と目を合わせられるようになってから、様々な良い効果がみられました。


  • 目が合うので大人の指示が通りやすくなった
  • 人の顔に興味を持ち覗き込むようになった
  • 人の表情から感情を読み取ろうとする姿がでてきた
  • カメラ目線の写真が増えた
  • 指差しした方を見てくれるようになった
  • 自分でも指差しをするようになってきた
  • 遠くから手を振ると振り返すようになった
  • 息子の表情がとても豊かになった


そして一番嬉しかったのが

見つめ合って笑えるようになったことです。


息子が私の顔を見た時に満面の笑みを浮かべると、同じく笑顔で返してくれます。

目が合わなかった息子と、今こうして見つめ合えることは私の子育ての活力になっています

今は8歳の息子、長い長い時間はかかりましたが、行ってきたことは無駄ではなかったと思えました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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