歯磨きを嫌がる子どもって多いですよね。
ずっと仕上げ磨きをさせてくれていたのに、8歳になってすぐ仕上げ磨きの時に暴れるようになりました。
虫歯になりかけの歯もあるので、どうしようかと悩んでいた時に最終手段に出ることにしました。
Contents
仕上げ磨きを嫌がったきっかけ
毎日膝の上で寝ころばせて仕上げ磨きが出来ていたのに、感覚過敏が酷くなり拒絶するようになりました。
虫歯になりかけの歯があるので、私は何としても磨かなければと思い、押さえつけて磨いてしまったことをきっかけに、歯磨き大嫌いにさせてしまいました。
ただでさえ無理やりは良くないのに、自閉症の子に押さえつけて磨くなどしてはいけないことをしてしまったと後悔しています。
歯磨きを楽しくする方法を試した
歯磨きを楽しくするために様々な方法を試しました。
楽しい歯磨きYouTubeを観る
クリニカの歯磨きの歌がとっても可愛い!
絵カードで分かりやすく手順を示す
ライトがつくミラーで歯に興味を持たせる
口に中が見えて歯に興味が出てきました。
キシリトールタブレットを用意する
美味しいノンシュガーのタブレットです。【歯磨き後でも食べられます】
ぬいぐるみと一緒に歯磨きする
お気に入りのぬいぐるみで歯磨きごっこ
様々な方法を試し、少しずつ歯磨きに対する恐怖感は薄れていきました。
最終手段として
今もまだ息子は、誰かに歯ブラシを口の中に入れられるのには抵抗があるので、夜眠ってからフッ素をつけて磨いています。
起きてしまわないの?
という疑問があるかもしれませんが、人は眠りに入ってからすぐが、一番深い眠りに入るといわれています。
いつも眠り始めて30分経った頃が起きずに磨けています。
眠り始めて3時間程たった頃や、明け方だと浅い眠りの時が多いので起きてしまいそうになりました。
寝ている間も嚙む力は非常に強いので介護用のデンタルブロックというものを使っています。
口に噛ませることで開口を補助し怪我をすることなく磨けます。
子どもにも使えるSサイズ
これを使ってから私の指は守られ、痛い思いをしなくなりました。
フロスは、Y字タイプのフロスが口に入りやすく、とても使いやすかったです。
寝ている間に磨くことについて
自分で磨かないようになるのではないか?などと思われますが、いずれ起きている間にしっかりと磨けるようには
なってほしいので、口をゆすぐ練習や、寝る前の歯磨きをする流れはそのまま続け、(磨きたがらなくてもガーゼなどで拭く習慣はつける)
夜間にしっかりと仕上げ磨きをすることで、失う歯は減らせると思うからです。
睡眠中の歯磨きで良かったこと
高濃度のフッ素入り歯磨き粉で、磨くことにより、口臭が全くなくなったことと虫歯の進行を抑えられていることです。
歯科医で取り扱っている通常の歯磨き粉にはない、高濃度のフッ素入り歯磨きです。
ドラッグストアには取り扱いがありませんでした。
寝ていると息子が自分で磨けたという達成感はありませんが、歯を守ることは出来ています。
無理に磨くことをやめてから、時々自分で歯ブラシを口に入れるようになってきました。
発達障害児の育児は一歩一歩ですが、少しでも自分でできるを目標に進んでいきたいと思います。
寝ている間に急に動く子は気を付けながら磨いてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。