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【自閉症の特性・2歩進んで1歩下がる】出来るようになった事がずっと続くとは限らない

せいくん

子育て中の心にそっと寄り添うブログ。 発達障害をもっと分かりやすく紹介。 せいくんは小学4年生、特別支援学校に通う三兄弟末っ子。 重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症。(ASD) 発語なし、偏食、感覚過敏。 小さな身体で一生懸命生きています。ちょっとイケメン。 障害児の生活や支援学校、効果のあった療育グッズを紹介。



「出来なかった事が出来るようになること」

子どもが成長する中で何よりも嬉しいものです。

でも自閉スペクトラム症の人は、この前まで出来ていた事や食べられた物が、出来なくなったり食べられなくなったりする事があります。

過去に息子が、できなくなったことを紹介しています。

マイナスイメージがつくかもしれませんが、こういう特性もあるという目でご覧いただければ幸いです。




Contents

言葉の消失

1歳頃

「パパ!ママ!」が言えるようになりました。

そこからどんな言葉がでるかなと楽しみにしていた1年後の2歳、全く言葉は無くなっていました。

自閉症の特性に、話せていた言葉がなくなることばの消失というものがあります。


外食が出来なくなった

3歳頃まで何も問題無く外食出来ていたのに、ある日レストランで突然大泣き。

後にこれが、騒がしい店内に過敏に反応し恐怖を感じていたからだと分かりました。

しばらくの間、外食したいときはテイクアウトを選び、5歳を過ぎると好きなお店なら座って食べられるようになりました。



特定の服しか着なくなった

冬のダウンパーカーだったのですが、ユニクロのこの色のこのデザインしか着てくれない時がありました。

他の上着を着させようとしても真冬であろうと絶対に着ません。

それから2年経ったある日突然、違うコートが着られたのです。

こだわりにも波があるようです。


ヘルメットや帽子を被らなくなった

頭の部分に感覚の過敏さが出てきたのか、ヘルメットを被らなくなりました。

自転車を良く利用していたのでこれは非常に困りました。

また一時期、帽子を被らなくなった時もあったので、真夏のお出かけには息子に日傘をさして移動することも・・。

急にマスクを嫌がるようになった

コロナウイルスの感染が広がり始めた時から1年はしっかりマスクをしていたのに、ある時急に投げ捨てて着けなくなりました。

耳にかけるのが嫌なようです。

出かけるのを控えめにしなければならなくなりました。


手を繋いで歩けなくなった

7歳頃までは手を繋いで少しの距離を歩けていたのに、今は親の手を振り払うので、車道に飛び出さないか目を光らせています。


食べられていた食材を口にしなくなった

好きだったものも急に食べなくなります。

しらすご飯や焼き鳥が好きだったのに全く食べません。


他にもできなくなったこと

  • リュックを背負わなくなった
  • シートベルトを嫌がる
  • お風呂に入るのを拒否する等

それまで普通に出来ていた事もある日を境にできなくなることがあります。

それは感覚の過敏さも、原因の一つだと思います。



2歩進んで1歩下がる


障害児の子育てでは珍しい事ではないのです。

9歳になった今では、また出来るようになったものもあります。

息子のペースでゆっくりと。

小さな一歩で、少しずつ前へ。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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